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当初の予定では、当日中に「今日、演奏会に出ます」の続きをUPしようと思ってたんですが。
「今日、演奏会に出ました。」って。
さすがに力尽きました。

というわけで、3月10日(日)、旭川市大雪クリスタルホール音楽堂で開催されました、

「ウインター・コンサート」に、マンドリンユニット「マルスピアーレ」として出演してまいりました。


前日午後より会場にてリハーサルがありましたので、交通費+楽器2台を抱えての移動にかかる労力・時間と宿泊費とをてんびんにかけた結果、アサヒカワに泊まることにしました。

3月9日(土)は朝から不穏な天候でしたので、とりあえずJRほっかいどのHPで列車の運行状況を確認いたしましたところ、

「特急◎◎ 現在サッポロ駅に停車中」

とありまして、一瞬

「マジかよおおぉぉぉ~~~~?!」

となりましたが。

良く考えたら、サッポロに停車中の特急◎◎は下り、ワタクシが乗る予定の特急◎◎は上りでした。

このところ週末毎に荒天で交通網がおかしくなっているので、ちょっと疑心暗鬼にかられていました。

今回はアサヒカワよりあっちがわの天候不順なので、ワタクシの移動には影響ありません。やれやれ。

…………


アサヒカワより……あっちがわ?



…………



たろーかじゃさん~~来られるのかぁぁぁ~~~!?


と、ひとの心配をしていて自分が列車に乗り遅れてはしかたがないので、とりあえず着替えの入ったリュックと楽器2台を背負って、雪の中を駅まで歩きます。

徒歩20分。

ちなみに、愛車のスターレット置くだけ号は、1月に車庫の壁に寄りすぎてサイドミラーを破壊して以来、車庫ごと雪の中に埋もれております。たぶん、バッテリーもあがってると思います。
フロントガラスにもヒビ入ってるし、製造しなくなってから年数経ってて壊すたびに部品の入手に手間取るし、前輪駆動でしょっちゅう雪に埋もれるし、この機会に買い替えようと思い、2月に町内の中古車扱ってるお店に相談に行ったのですが、たぶん忘れられてます。
雪が解けて車庫から愛車を出せる状態になるまで忘れててくれると好都合。(←もう掘り出す気ない。)

駅の跨線橋を渡って列車に乗り込み、背負った楽器をぶつけないように必死こいて身を細くしながら(嘘)通路を歩いて指定の座席にたどりつくと、

隣席のおばあちゃんが、ワタクシの座席も使って横になって熟睡してました……。

長旅でお疲れのようで気の毒でしたが、ワタクシもマンドラとマンドセロを抱えて指定席車両に突っ立ってるわけにもいきませんので、声をかけて起こしましたところ、たいへん恐縮されましたです。

座席の後ろのスペースに楽器をしまっていると(※そのために車両の最後尾の座席を指定した)、検札にきた車掌さんに、

「これは、マンドリンですか? いや、それにしては大きいですね。」

と尋ねられました。
なんか嬉々として
「マンドリンの大きいやつなんですよ。こっちがマンドラで、これはマンドセロです。」
とか説明してしまいました。

単純に好奇心で質問されるだけでもけっこう嬉しいんですが、こういうことに関心や知識のある方に説明して、
「なるほど、大型のは低い音が出るんですね。いろいろな種類のマンドリンがあって、合奏するんですね。」
などとリアクションが返ってくるのは、さらに嬉しいです。

列車は、遅れてきた行き違い列車を待つために少々遅れたくらいで無事にアサヒカワ駅に到着しました。

無事についてしまうと、チェックインの時刻まで2時間余あります。

駅前のなんだかものすごくお洒落なお店に、夜逃げのような大荷物を抱えて入っていって場違いなカップル席に1人で座り、必要以上に時間をかけてブランチを食しました。
さらに、大荷物の中から伊藤 計劃の『屍者の帝国』(ハードカバー)を取り出して読みました。
お洒落なお店のカップル席で。
空気読め。

待ち時間を有効に活用した後、宿に入り、出かける用意をしていたらケイタイが鳴りました。
たろーかじゃさんからです。

「…………高速から降ろされました。」

がぎょ~~~ん。

下り列車と行き違えたので油断してましたが、
アサヒカワよりあっち側は「外出を控えましょう」って呼びかけがあるくらいの悪天候です。
高速道路は通行止めになってしまったのでした。

「下の道を通って行きます。なんとか15時のリハに間に合うようにしたいのですが、可能なら順番を後ろにしていただけるとありがたいです……。」

というか、リハーサルに間に合うかどうかより、遭難せずにたどり着けるかどうかの方が心配です。


会場のクリスタルホールへ行くと、いけやんが既に到着してスタッフの方から説明を聞いていました。

リハーサルの順番について、事情を説明して後にしてもらえないか相談したのですが、スタッフの方のイスや譜面台の配置、ピアノ等の出し入れのリハーサルでもあるので、順番を変更するのは難しいとのことでした。
もっともな話です。順番通りにやらないと、本番でどんな不都合が生じるか予測できません。
そのかわり、リハーサルにメンバーがそろわなかった場合、中盤に設けられた休憩時間に5分程度時間をとらせていただけることになりました。
ありがとうございます。

我々の出番は2番目。
3番目に出演されるアコーディオン合奏の方とお話をしながら待っていると、1番手のチェンバロの方のリハーサルが終わりました。

たろーかじゃさんは……残念ながら間に合いませんでした。


いけやんと2人でステージに出ます。

クリスタルホール音楽堂の音響はすばらしく、ミスタッチもひときわクリアーに響きます。

1曲目、いけやん作曲「雪がきらきら」。
マンドリン・マンドラ・マンドセロの三重奏です。
マンドラの奏でる中音パートの重要性を、あらためて認識させられました。

2曲目、ダウランド作曲「流れよ我が涙」。
これもマンドリン・マンドラ・マンドセロの三重奏に編曲しました(いけやんが)。
この曲は元々いくつかバージョンがあり、その中のソプラノとバスの二重唱に近い仕上がりになったかと思われます。

3曲目、たろーかじゃ氏作曲 3つのマンドラのための組曲 3 「R-274」より 1.樹海を馳せる
4曲目、たろーかじゃ氏編曲 3つのマンドラのための「アメイジング・グレイス」
いずれもマンドラ3台による三重奏です。
2ndマンドラと3rdマンドラで弾いたら、カラオケになりました。




…………良かった、本番じゃなくて


自分たちのリハーサルを終え、エントランスで水分を補給しているところに、たろーかじゃさんが到着。
無事に着いて何よりです。

混声合唱の方々の「会場のみなさんもご一緒に歌いましょう」企画に便乗して、我々マルスピアーレも楽器で参戦することになっておりまして、それのリハには3人そろって合流することができました。
曲目は「翼をください」。
他の団体も各々楽器をもったり美声を披露したりで合流するものと思ってたのですが、フタを開けてみればなんということぞ、合唱団以外の参加団体は我々だけでした。

そして、すっかり「マンドセロで素朴に男声パートを弾く」つもりでいたら、他の2人は(作曲やる人々だけあって)即興的にオブリガード入れたり、ばっちり盛ってきているじゃありませんか。
あわてて、歌がユニゾンになってる前半部分はベース音をなぞり、後半の三声に分かれるところから男声パートを弾くことにしてお茶を濁しました。

その後の休憩時間に5分いただきまして、なんとか3人そろってステージで弾いてみることができました。
スタッフの皆様は全団体が入れかわり立ちかわりリハやってる間ずっと出ずっぱりのところ、貴重な休憩時間まで使わせてくださいまして本当にありがとうございます。

出入りの確認も含めて5分ですから、弾けるのは1曲です。
迷わず「R-274」を弾きました。
全パートそろってるって素晴らしい……。

その後、3人が3人とも同じことを考えていたようでして、
急遽かつ非常に自然な流れで、楽器を持ってカラオケボックスに突入です。

たろーかじゃさんの車で移動中に、予約電話をかけました。

「3名で1時間です。おいくらになりますか? え? 歌い放題? いえ、必要ありません。ってか、ぶっちゃけ要るのはカラオケ設備でなくて音を出せるスペースなんで。はい、楽器の練習です。いえ、機材は要りません。アコースティック楽器です。……いえあの、そんなに大きいものじゃないので大丈夫です。」

そんな謎のやりとりを聞いている2名は大笑いしてました。

1時間びっしり集中して弾きまくり、ヘロヘロになってカラオケボックスを出ました。

そしてこの夜、たろーかじゃさんは外せない用事があって道東へ向かいます。

道東といえば、大雪原のどのあたりに道が走っているか目視はできず、地元の方は
「たしかこのへんで曲がるはず」
といってハンドルを切る、といった都市伝説(?)がマコトシヤカに語られる土地です。

さらに下り坂の天候の中、大移動するたろーかじゃさんを心配しながら、いけやんとワタクシはザンギやら串焼きやら生タコ七輪焼きやらを食べたのでした。
うまかったです。

~続く~
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