上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2日目は交通の便の良くないあたりをまわるため、レンタカーを借りました。

運転は、当然コーディネーター嬢です。
ワタクシは方向音痴というか空間把握が苦手で、地図上の現在地の確認が遅いのにナビです。

さらに、自転車野郎の幾狭さんにとってじゃは「道」でも、コーディネーター嬢には道と認識できない細い通りがけっこうあり、

幾狭「次の道を左に。それそれその道。そこの道だよ。あ~通り過ぎた。」
コ嬢「?? 今、道あった?」

……となること数度。
前途多難。

まずは函館市縄文文化交流センター
「道の駅 縄文ロマン 南かやべ」と併設されています。
こんな素敵なところです。

函館市縄文文化交流センター01 函館市縄文文化交流センター03 函館市縄文文化交流センター02

函館市縄文文化交流センター04 函館市縄文文化交流センター05 函館市縄文文化交流センター06

ピカピカの建物で、トイレも綺麗で快適でした。
トイレ用擬音発生装置の音響がジェット音のように巨大だったのが楽しかったです。
座ったまま便器ごと射出座席みたいに飛んでくんじゃねーのかという錯覚に陥りました。

受付で、体験メニューの「ミニ縄文土器作り」について問い合わせました。
粘土で形成したあと、持ち帰って乾燥させ、オーブンで焼いて完成なのですが、
道中荷物になりますので、できれば郵送してしまいたい。
しかし、生乾きの状態で郵送に耐えるのか、壊れないかが心配だったわけです。
この問い合わせでなかなか意思の疎通がはかれず、じりじりしました。
我々の質問を受付の人が館内電話で体験メニューの担当者に尋ねるのですが、

コ嬢「作った土器を郵送することは可能でしょうか?」

受付嬢「少々お待ちください(館内電話)作った土器を郵送するサービスはありますか?」

我々(……そっちに郵送してくれとか一言も言ってないんですが。)

受付嬢「そうですか、わかりました。」チン

我々(ああ~切っちまいやがった……)

受付嬢「そういったサービスはやっていないそうです。」

コ嬢「いえあの、郵送はこちらでするんですが、割れたり変形したりして郵送できないかどうかが知りたいんですが。」

幾狭「今日明日で緩衝材を使えばなんとか郵送できる程度には乾燥が進んでるのか、生乾きで無理なのかが。」

受付嬢「少々お待ちください(館内電話)……以下略……」

受付嬢「お待たせしました。なんとも言えないそうです。」

……絶対的な保証を求めているわけではないのでだいたいでいいんですが。

とりあえず大きさの見本を見せていただき、
この大きさなら持ち帰れそう、と思ったワタクシはミニ縄文土器の、
コーディネーター嬢は縄文アクセサリーづくりの体験をすることにしました。

見本の縄文土器を見て、晩期のものを作ることにしましたが、
底から胴に向かって膨らみがあって、口のところでいったんすぼまってからまた開く……という形状は難しく、
かぎりなく寸詰まりかつ寸胴に近いブツができあがりました。
縄目を転がしたり竹串的なもので引っ掻いたりして文様を描くのはなかなか楽しかったです。
写真撮っとけばよかったんですが、粘土をこねた手でスマホの操作はちょっとやりたくなかったので画像は残っていません。

隣の席で、コーディネーター嬢は滑石とヤスリを手に悪戦苦闘。

幾狭「よりによって、嬢に一番向いてないヤツ選んじゃってねぇ?」

コ嬢「そのとおりだよ、悪かったねww」

というやりとりにインストラクターさんも苦笑ぎみ。
ついに最終兵器のノコギリを持ち出して、インストラクターさんが端を切り落とすという展開になりましたが、
そのあとはよく磨いて、最終的にアクセサリーの形を成すにいたりました。


という体験メニューはじつはオマケで、目的は国宝「中空土偶」をはじめとする展示品です。
数はそれほど多くない印象でしたが、展示の仕方がなかなかスタイリッシュです。

函館市縄文文化交流センター07 函館市縄文文化交流センター09 函館市縄文文化交流センター08

函館市縄文文化交流センター11 函館市縄文文化交流センター14 函館市縄文文化交流センター13

函館市縄文文化交流センター12 函館市縄文文化交流センター10 函館市縄文文化交流センター16

函館市縄文文化交流センター17 函館市縄文文化交流センター15 

漆についての展示

函館市縄文文化交流センター18 函館市縄文文化交流センター19 函館市縄文文化交流センター20

函館市縄文文化交流センター21 函館市縄文文化交流センター22

アスファルトについての展示

函館市縄文文化交流センター23 函館市縄文文化交流センター24

ヒスイについての展示

函館市縄文文化交流センター25 函館市縄文文化交流センター26 函館市縄文文化交流センター27

足形付土版の説明がなかなか興味深かったです。

函館市縄文文化交流センター28 函館市縄文文化交流センター29 函館市縄文文化交流センター34


函館市縄文文化交流センター30 函館市縄文文化交流センター31 函館市縄文文化交流センター32 函館市縄文文化交流センター33

そして大本命

函館市縄文文化交流センター35

国宝・中空土偶です。

函館市縄文文化交流センター 函館市縄文文化交流センター 函館市縄文文化交流センター 函館市縄文文化交流センター 函館市縄文文化交流センター

いちおう受付で「フラッシュさえたかなければ展示品の撮影OK」とは聞いていましたが、
これを撮るときは念のため近くのスタッフの方にもういちど確認してしまいました。

函館市縄文文化交流センター41

函館市縄文文化交流センター43 函館市縄文文化交流センター42 函館市縄文文化交流センター44

土偶は故意に破壊されていることが多いという話は聞いたことがありましたが、こちらの中空土偶は都合のよい割れ方になるよう、内面から調整されていたとの解説にはちょっとおどろきました。

あと、土偶は女性型がほとんどで男性型は非常~~~~~~に稀なんだけど、
この土偶はあまり女性っぽくないなぁ、
と思ってたら、どっかの解説に「中性的」って書いてあったような気がするのですが、
その解説がフォルダのどこを探しても画像として残ってなかったので、もしかすると気のせいだったかもしれません。


縄文文化交流センターを見た後は、おとなりの鹿部町の道の駅・しかべ間歇泉公園で昼食です。

しかべ間欠泉公園02

駐車場から見える景色

しかべ間欠泉公園03 しかべ間欠泉公園04

駐車場に鎮座ましましていた恵比寿さん


注文カウンターに行くと、食堂のスタッフはコーディネーター嬢とワタクシを見て、前に並んでいるコーディネータ嬢から話しかけました。

スタ「いらっしゃいませ、おひとりですか?」

コ嬢「はい」

スタ「ご注文は?」

コ嬢「たらこ御膳1つ。」

(厨房の方の会話)「たらこ御膳ある?」「あと1つ。」…………

その後、なにやら不吉な会話を小耳に挟みながら次に並んでいたワタクシはしばらく放置。

放置。

放置。

…………。





幾狭「……すみません、注文いいですか?」

スタ「はいどうぞ。」

幾狭「たらこ御膳1つ。」

スタ(厨房の方に向かって)「たらこ御膳ある?」「あと1つだけ」

スタ「すみません、あと1つしかないですが、いいですか?」

幾狭「はい。」

次客「たらこ御膳2つください。」

スタ「すみません、売り切れました。」


滑り込みセーフのラストワン、たいへんおいしゅうございました。

しかべ間欠泉公園01

賞味しつつ、コーディネーター嬢に、さきほどのやや釈然としないやりとりをご報告申し上げたところ、

「うん、お客さんいっぱいいてテンパってたんでない?」

とのお言葉。

たしかにお店の紹介文を見ると「漁協女性部の名物かあさんたちが」とか「あったかい味わい」とか、そういう系のワードが並んでいましたので、エクスキューズ済みってことで。

また食いたいです、たらこ御膳。

昼食の後は、間欠泉です。

間欠泉までの通路に「間欠泉のしくみ」についての説明がありましたが、通路のあまりの暑さに我々はスタスタ歩いてスルー。
……の後に、コーディネーター嬢が質問。

「それで、結局どういう仕組みになってるの、間欠泉?」

…………なんでもワタクシに質問すればわかるものと思ってらっしゃいます。

それでその場でスマホで調べて解説するワタクシもワタクシなんですが。

結論「いくつか説があるが、決定版ではない。」

しかべ間欠泉公園05

こちら、間欠泉を利用した足湯。
足湯に浸かりながら間欠泉を鑑賞することができてなかなか良いです。

しかべ間欠泉公園06

間欠泉通常時。

しかべ間欠泉公園07

間欠泉噴出時。だいたい10分くらいに1度噴出します。

こちらは動画。



個人的には、ワタクシがはじめてyoutubeに投稿した記念すべき動画がこれになります。


ここまでがだいたい昼くらいまでの出来事ということで、この日がまだまだ続くとこはお察しいただけると思うのですが、
そろそろ体力の限界がきましたので、前編・後編に分けたいと思います。

ではでは前編ここまで。
スポンサーサイト
同僚のコーディネーター嬢とは、実家がサッポロという共通項があり、ときどき帰省先からの旅行をご一緒いたします。

この夏は、「道南縄文遺跡巡りと北海道新幹線の旅」というパッケージツアーに二人で申し込んだところ、二人とも落選しました。
というわけで、個人旅行で2泊3日 湯の川温泉にいってまいりました。

集合は、いつもどおりクールに各自指定席に向かい、そこで落ち合うかたち。
特急スーパー北斗は、車内販売が残っている数少ない列車ですが、たぶん昼の弁当は売り切れだよなぁ、という予想を裏切らずに売り切れでしたので、「ほろ酔いセット」を頼んで、ワタクシがビールを飲みつつ二人でつまみのカールレイモンミニサラミやらチーズ鱈やらで空腹をなんとかします。幾狭さん、昼間から酔っ払いモードです。

おやつの時間頃に、ハコダテに到着。

函館駅1 函館駅2

函館駅3 函館駅4
ほっかいど新幹線で東北が近くなったことをアピールする目的か、函館駅構内にねぶた飾ってありました。

バス待ちの間に昼飯を、と思ったんだけど、すぐにバスが来て湯の川温泉に向かいます。
チェックインして、宿の「ロシア風喫茶&バー」だかで昼飯を、と思ったんだけど、休業日でした。
宿の部屋についてるお茶うけの、虫歯に挟まって終わる量の甘味で昼食を済ませ、最初の目的地・湯倉神社に向かいました。

湯倉神社は湯の川電停のすぐ近く、宿から15分から20分くらい歩いたところにあります。

湯倉神社01 湯倉神社02 湯倉神社03
御祭神は、オオナムチノカミ(オオクニヌシノミコト・七福神の大黒天)、スクナヒコナノカミ(オオナムチの相棒のちっちゃくて賢い神様)、ウケモチノカミ(穀物の神様)です。

湯倉神社04 湯倉神社05
けっこう石段昇ります。

湯倉神社10 湯倉神社11
手水の亀。

湯倉神社08 湯倉神社09

お参りをした後、コーディネーター嬢はコレクションしてる御朱印をいただきに社務所へ、その間ワタクシはコレクションしてる狛犬さんその他の写真を撮りまくります。

湯倉神社06 湯倉神社07 湯倉神社12 湯倉神社13


湯倉神社14 湯倉神社15
神輿殿。お神輿と大黒天の木像の前に、縁起物の小槌がありました。

湯倉神社16 湯倉神社17 湯倉神社18
オオナムチ=オオクニヌシといえば『因幡の白兎』ですので、「神兎(と書いて"なでうさぎ"と読むらしい)」がいました。真新しいなぁ、と思ったら、一昨年できたもののようです。角度によって印象が違うんで何枚も撮りまくっていっぱいいるように見えますが、いるのは一匹です。
ちなみにワタクシはオオナムチと言われると優しいオオクニヌシノミコトよりはまず諸星大二郎『暗黒神話』のオオナムチをイメージしてしまいます。

湯倉神社19 湯倉神社20
ウケモチノカミを祀る稲荷社。おいなりさんは赤い鳥居がいっぱいあって派手なので好きです。

湯倉神社21
函館らしい「イカすおみくじ」。釣竿で釣るらしいです。

湯倉神社22 湯倉神社23 湯倉神社25 湯倉神社26 湯倉神社27 湯倉神社28
奥の方に日吉神社があり、裏手にもいろんな狛犬がいて楽しいです。右端の一対はスフィンクスっぽいw

湯倉神社29 湯倉神社30 湯倉神社24

石灯籠もたいへん立派なものでした。

以前、釧路に行ったときもそうでしたが、浜の近く、漁師町の神社は細工も洗練された豪華なつくりのものが多いように感じます。
「板子一枚下は地獄」人の力ではいかんともしがたい自然を相手にする命懸けの職業という性質と、大きな経済力をもつ網元の存在が影響しているのかなぁと思いました。

コーディネーター嬢も目的の御朱印をGETし、ワタクシも狛犬や鳥居などをたっぷり堪能して、宿で夕食をとった後、バスで駅方面に向かい、港まつりを見物しました。

港まつりは大がかりな割に、観光客受けというよりは地元の方が楽しむ雰囲気でした。
犬連れで来てる方がけっこう多く、犬嫌いのコーディネーター嬢びびりまくり。

港まつりのチラシを見て

「イカおどりってなに?」

と質問するコーディネーター嬢(※彼女はわかんないことはとりあえずワタクシに聞けば解決すると思っている)に、20年前に函館に来たとき(※当時は夜行快速「ミッドナイト」があって無駄なく観光できましたなぁ。)耳にした「イカおどり」の歌を歌って聞かせたのですが、
往来に出るとたくさんのグループがそれぞれ音楽を流して踊りながら行進していて、その中から伝統の「イカおどり」のメロディを聴きわけるのは難しかったです。
とくに「よさこいソーラン」は猖獗をきわめていました。

しかしそのうち、なんか懐かしの「電線音頭」が流れてるなぁと思ってたらまさにそのリズムが「イカおどり」と同じで、よく聴いているとそのリズムに乗って「イカおどり」の歌がかすかに聴こえてきました。

「聞こえた聞こえた、これだよイカおどり。ほら、

♪いっかおっどりっ いっかおっどりっ いっかいっかいっかいっか いっかおっどり♪ 

って言ってる。」

と、コーディネーター嬢に伝えましたが、むしろ鋭すぎるコーディネーター嬢の耳は他の様々な音も拾ってしまい、

「えっ? どれ? どれ?」

と、なかなか目的の曲を聞きわけることができません。

それでもしばらく集中して聞いているうちに、

「あっ、ほんとだ! イカイカ言ってる!!」

と、ついにコーディネーター嬢にも聴こえてきました。

♪ いっかおっどりっ いっかおっどりっ いっかさっし しっおかっら いっかそーめん
♪ いっかいっかいっかいっか いっかおっどり

……これがまた、一度聞こえ始めると脳内エンドレス再生される曲でして、
なんとなくイカおどりのリズムの足取りで帰路についたのでした。

長時間特急移動、神社参詣、祭り見物……と、けっこうなハードデイズナイトで、この日は温泉に入る気力もないなぁ……と思っていたんですが、なぜか入れてしまい、ワタクシにいたっては露天風呂もしっかり堪能してしまいました。

湯の川温泉あなどりがたし。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。