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8月15日(金)は、本来的にはこの旅行の最終日でした。
なぜなら、16日(土)に出張仕事が入っているから、15日には帰宅せねばならんかなぁ、と思ったわけです。

ところが、出張先は住んでる町の隣の最寄市(仮名)のユースホステルから徒歩5分、自転車2分です。
んでもって、この旅行の最終行程の途上に、その出張先があるという。

ですから、15日に帰宅して16日にあらためて出張先に向かうより、
15日はユースホステルに泊まっちゃって、16日はそこから直接出張先に行った方が効率よろしいじゃありませんか。

なんという頭の良さだ!(by 北杜夫)

というわけで、この日は60kmばかり走って最寄市(仮名)にあるコギレイでゴハンのおいしいユースホステルをめざします。

楽勝な日程ですので、ファームインでゆっくり朝食をとります。
スタンダードな洋食でしたが、パンにつけるスプレッド各種とか牛乳とかが当然自社製品でして、
これがまた、なまらうまかった!
この牛乳とチーズとミルクジャムを是が非でも購入せねば、
と思い、チェックアウト後すぐにこの農場が経営してる店(宿の真向かい)に行きました。

店に入りましたら、売り子のおばさま(初対面)が、

「あらっ! もしかして昨日ファームインに泊まられた、自転車で○×町からいらしたセンセイですかっ?!」

大音声で歓迎してくださりました。っていうか、職業まで伝わってますか……orz

ワタクシ「いえあの、○×町ではなく……」
おばさま「あら、ごめんなさい。○△町でしたわね!」
ワタクシ「いえあの、○□町です……」
おばさま「まあまあ、ごめんなさいね。わたし本州某県から来たもので、ほっかいどの地理に疎くて!」
ワタクシ「いえあの、○×町と○△町と○□町は、はえぬきのほっかいど民でもよく混乱しますので。」
おばさま「そうですわよね! それとごめんなさいわたし、○□町からいらしたセンセイとは聞いてたんですけど自転車でいらしたっていうからすっかり男性のセンセイだと思ってましたの!」
ワタクシ「はあ、よく間違われます。昨日は道の駅の女子トイレで手を洗ってたら、入ってこようとした小学生の女の子たちが私の姿見た瞬間回れ右して、走ってお母さんを呼びに行っちゃいました。」
おばさま「いえいえ、お顔みたら女性ってわかりますわ! でも、性別は聞いてなくて自転車でいらしたってお話だけうかがって、わたしすっかり男性って思い込んでしまいまして!」
ワタクシ「はあ、そうでしたか。」(※顔っていうか、Tシャツ着用時は正面からだと巨乳が目立つので、たまにしか性別間違われない。)
おばさま「いや~、すばらしいわ! 女性でこんな長距離を自転車で!」

……営業トークとかの範囲を超えて、たいへんお話好きで元気で楽しくて声の大きな売り子さんでした。
こんな調子だったので、10:35にファームインの門を出てから何分くらい直営店にいたかちょっとわかりかねますが、
無事にうまい牛乳とラクレット用のチーズと何枚でもパンを食えそうなミルクジャムなどを郵送してもらう手配をすませまして、出発いたしました。

山の中ですが、道は比較的平坦です。
12:20、西興部の道の駅に到着しまして、昼食は……

20140815_01西興部道の駅 鹿肉カレー
鹿肉カレー。
なかなかうまかったです。

ここの道の駅には、木製の人形たちのオーケストラが演奏会をする(ように見える)でかいからくりオルゴールがあります。

20140815_03西興部道の駅 オルゴール2 20140815_05西興部道の駅 オルゴール4

昼食の前と後にそれぞれタイミングよく演奏を聴くことができたのですが、2回目に見たら下の方に仕掛が見えるように窓がきってありました。面白かったです。
30分に1回だったかな? オルゴールの演奏があって、毎回違う曲を演奏してました。
この日は走行距離が短くてだらだらしても差し支えありませんので、3回目の演奏も聴いてしまいました。
13:50、西興部の道の駅発。

20140815_06国道239_1
山道。

20140815_07国道239_2 
14:35 天北峠。

20140815_08国道239_3
15:00、山の中の郵便局に着きました。
路銀が心細くなってきてましたのでATMでお金を引き出してましたら、局員さんに冷たい麦茶をすすめられました。
とても親切です。

20140815_09下川
15:50、ちょっと街に入ったので、カフェで休憩しました。
ほんとにもう、今日はだらだらしてます。

こちらは、無農薬とか無添加とかそっち方面にこだわってる農場が経営してるパン屋さん兼カフェでした。
ワタクシはどっちかというと無農薬とか無添加とかの選択肢があればそっちを選ぶ程度には意識してますが、
実はそれと味とは必ずしも関係があるわけではないだろうとも思っております。
でもとりあえず、ここのケーキはうまかったです。

16:30、カフェ発。
小さな町の市街地はすぐに終わり、このあとはまたしばらく山の中です。

最寄市(仮名)に入ると、今度は畑や田んぼが多くなります。

20140815_10最寄
17:20、ユースまであと10km弱あたりの地点。
もうすぐ宿に着いちゃって、翌日はその宿からすぐのとこで出張仕事して、終わったら帰宅……とか思うと、なんかぐずぐずしてしまいます。

18:05、ユースホステル着。
自転車置き場に愛車を置きに行ったら、
「本日、自転車12台です。なるべくつめてとめてくださいね。」
との貼り紙と、ずらっと並んだ11台の自転車に「うををっ?!」と、びっくりいたしました。

チェックインのときにホストファザーさんから
「今日のお客様は全員女性ですので、トイレや洗面所等は男性用も使ってくださってかまいません。」
と、うかがいました。
11台の自転車の主も、全て女性ってことになります。
女性自転車旅行者ってことで、ここまでの旅程で常に珍しがられてましたが、いるとこにはいるもんですなぁ。

居間に入りましたら、予想はしてたけど若い女性ばかり。
大学のサークルらしく、礼儀正しくアイサツしてくれます。
……ババァで単独の自転車旅行者はさすがにワタクシだけでした。

夕食のときは、その女の子たちが先に来て手分けしてごはんよそったりお茶を配ったりしていたので、終わるのを待ってましたら、なんかワタクシの分までごはんと味噌汁をよそって持ってきてくれました。さすが体育会系サークル。

20140815_11ユースホステル夕食
晩ごはん。
しつこいようですが、ここのユースホステルはコギレイでゴハンがおいしいのでリピーターついてるとこです。
この写真のビールは別料金で注文したものですが、ワインは最初からついてます(もちろん大人のみ)。

耳に入ってくる周囲の会話から察するに、自転車の方々は11人で1団体というわけではなく、2つの団体がたまたま同宿になったようでした。
彼女らとしては、単独で来てるババァ……もとい年配の自転車旅行者に関心がなくもない感じはなんとなくありましたが、学生団体どうしの交流で忙しくて異世代にまでは手が回らないようでした。
ワタクシも、同室になった社会人の若い女性客とけっこう楽しくしゃべっていたので、興味はあったけど学生さんたちとまではあまり会話できませんでした。

その後、ワタクシが近所の温泉までホストファザーさんに送迎してもらってる間に、早朝の出発を控えた女子大生さんたちは早めに休んだようでして、なにがしかお話する機会はありませんでした。ちょっと残念。
なんとなく関心ありげにこちらをちらちら見てる子も何人かいましたので(たぶん気のせいではないと思う)、お互い連泊だったらなんか会話のきっかけもつかめたかもしれません。

その分居間に他にお客さんがいなかったんで、風呂上りのビールを飲みながらホストファザーさんとしみじみお話ししました。
久しぶりにゆっくりお話できて楽しかったです。

8月16日(土)、いつものようにホームベーカリーでパンが焼ける芳香で目覚めました。
どうやら、朝食をとるのはワタクシ1人のようです。
自転車の団体さんは既に身支度をととのえて、もう出発の気配。
宿の人だけでなくてワタクシにもアイサツしていきます。礼儀正しいです。

出張先まで至近距離ですので、朝ゆっくり非日常との別れに名残を惜しみつつ仕事に行きました。
この日の仕事は昼までです。
預けてた荷物をユースに取りに行って、ホストマザーさんに見送ってもらって帰路に着きました。

20140816_1日清
しかし、わざわざ遠くまで出かけなくても、ユースから自宅の間の道もこんな感じだったりします。

20140816_2天塩川
近所の川。もうすこしで自宅。

13:30、帰宅。
さっそく、両隣のおじいちゃん・おばあちゃんちのうちに礼文島のおみやげのイカ飯と昆布煎餅を持っていきました。
そしたら、左隣のおじいちゃんとおばあちゃんがお庭のトマトをたくさん、右隣のおばあちゃんが自家製ナスビの丸漬けと地元産のメロンを、お返しにくれました。

旅が終わっちゃうのは名残惜しいですが、帰宅してもなんか幸せが待ってるって、もしかしてすげーかもです。

季節はずれもいいとこの長い長い旅行記、おつきあいくださってありがとうございました。

来年はどこへ行こうかなぁ。

~完~
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