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2014.10.27 追記
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8月14日(木)、この日は今回の旅行中2回だけ設定してあった100km以上走る日の2回目です。
再度オホーツク海岸に出てしばらく南下し、内陸へ再突入しますので、またしても夕方にヒグマ頻発地帯に入ることになります。
ちょっと早めに出たいと思い、宿泊者の集合写真を撮った後すぐに「トシカの宿」を出発。8:30。

20140814_01宿出発
ちなみに出発地もヒグマ頻発地帯。

しかし、宿を出てすぐ、スマホに仕事関係の電話がかかってきました。
現在ワタクシは休暇中でペアで仕事してる同僚の方が稼働中、とかそういうことは先様にはあまり関係ありません。用件をうかがいます。
同僚に電話して内容を伝えたりとかして、再度走り出したのが9:00でしたので、なんだかんだで30分くらいかかってます。

20140814_02オホーツク海に出る
9:30、オホーツク海岸に出ました。国道238号線を南下。

20140814_03神威岬01
行く手に神威岬が見えてきました。

ここで、神威岬をめぐる海沿いの道と、岬をパスするショートカットのトンネルに分岐します。
早めに進みたいのはやまやまなれど、今回はトンネル運が悪くてさんざんなめにあっているし、せっかくの景色は見たいしで、海沿いの道を選択。

大正解でした。

20140814_04神威岬02 20140814_07神威岬05 20140814_08神威岬06
10:10、神威岬に到着。

20140814_05神威岬03
神威岬の灯台。

20140814_06神威岬04
神威岬通過。

20140814_09神威岬公園01 20140814_10神威岬公園02 20140814_12神威岬公園04
神威岬公園に着きました。

20140814_13神威岬公園05 20140814_11神威岬公園03
神威岬公園から見た神威岬。

神威岬公園で、前日の宿でご一緒したバイクの御夫婦と再会。写真を取り合ったりおしゃべりしたり、ちょっとの間ですが楽しく過ごしました。

その後しばらく走って、ウスタイベ千畳岩キャンプ場にもちらっと寄りましたが、奇岩を撮影できるところまで行くのは時間がかかりそうだったので引き返し、もっぱら近くの神社を撮りました。

20140814_17ウスタイベ千畳岩の近くの神社04 20140814_16ウスタイベ千畳岩の近くの神社03

20140814_14ウスタイベ千畳岩の近くの神社01 20140814_15ウスタイベ千畳岩の近くの神社02
柱の装飾が、やたらキュートです。

20140814_18鹿出没注意
12:13 、セイコーマートでトイレに入ってる隙に空模様が怪しくなってきました。

12:55、枝幸町 道の駅マリーンアイランド岡島 着。
ここで昼食は撮り忘れてますが、たぶんイクラ丼です。イクラ好きです。
うまいぐあいに空席があって座れたのですが、だんだん混雑してきまして、後から来たバイク旅行者と相席になりました。
向こうも相席して差し支えないような単独の自転車旅行者(ヘルメットで一目瞭然)の座ってる席を選んだようです。
こちらが南下・むこうが北上で、お互いこれまでの様子やこれからの予定について情報交換をまじえて話しつつ楽しい昼食になりました。

20140814_19道の駅マリンランド岡島
昼食を終えて建物を出ると、また晴れてきてました。
13:35 、道の駅マリーンアイランド岡島 発。

しばらくオホーツク海岸を南下していきます。
途中、年季が入った感じの観光客向けの店の看板に
「ここはオホーツク海ど真ん中」
というのがあり、
「いやいや、いいたいことはわかるけど、それなら『北海道のオホーツク海岸の中間地点』だろう。
『オホーツク海ど真ん中』だったら溺れるとるわ。」
と、誰も聞いていないツッコミを入れたりもしましたが、基本無口です。
以前はトシカの宿からすぐ内陸に向かっていったので、その後から雄武までの海岸線ははじめて通る道だというのに、
そして道沿いに良さげな岬も良さげな神社もいっぱいあるのに、昼過ぎあたりから心が弾みません。
そろそろ……ケツが痛いです。

17:00、雄武町の道の駅着・発。

やがて道が海沿いからやや離れ、暮れてゆく空とけっこうな起伏に鼓動を早めながら山道を進みます。
どうやらこのあたりは雨が降っていたらしく、路面が濡れて滑りやすくなっているのに、下りでスピードを落とす気にはなりません。
そろそろ……夜行性の某野生動物の活動が活発になってくるころあいです。

18:50、興部町の道の駅。
市街地でちょっとだけホッとしますが、ここから本格的に内陸に向かっていきます。
深呼吸したあと、ハンドルに着けてあった熊鈴を右手に持ち替えて盛大に鳴らしながら猛スピードで走り出しました。
最後の30分には、すっかり日も暮れてあたりは真っ暗、街灯もほとんどありません。
鬱蒼とした森の中の一本径、絶対近くにいて暗闇で鈴の音に聞き耳をたてているヤツを嫌でも想像してしまいます。
この間、ケツの痛みは忘れてました。すごいぞアドレナリン。

19:30、到着したファームイン冨田で盛大なお犬さまの吠え声で迎えられました。
ワタクシ、基本は面識のないリード無しの犬は苦手ですのでいつもならびびってるところですが、
そこに到着するまでヒグマに対する緊張でアドレナリンをたぎらせていたため、突然のお犬様の吠え声にも微塵も恐怖がわいてこず、「なんだ犬か」と、なんかひたすらガッカリしただけでした。
何に対してのガッカリだったのかは自分でもわかりません。
別にヒグマに遭遇することを期待してたわけではないというか、絶対遭遇したくないと強く思っていたのですが……。

※なお、このテの宿には看板犬はつきものですが、HP等に注意書きがあり、お犬様が苦手な方は苦手な旨を伝えておくと繋いでおいてくれるはずです。

ファームインですので、野菜や乳製品は自社生産品です。
夕食のラクレットが、なまらなまらなまらうまかったです。
溶かしたチーズ最強!
焼いたジャガイモ最強!
風呂上がりのビール最強!

海の幸も素晴らしかったですが、山の幸もやっぱり素晴らしいです。

~続く~
8月13日(水)、当初の予定では、この日は「稚内のユースホステルで目覚めて、ゆっくり出発」しているはずだったのですが、前日のフェリーが台風の影響で全便欠航したため、まだ礼文島にいたのでした。

というわけで、6:30チェックアウト。
自転車で18km先の香深フェリーターミナルめざします。

途中、工事中だけどまだ人が来ていない覆道の中で、安全をはかって歩道に乗りました。
……往路にも自転車で通った覆道なのですが、そのときは車道の左端を走ったので、工事中だった逆側の歩道の状態までは分かっていなかったのでした。
こちら側の歩道上は工事のため足場が組んでありまして、進むにつれて左右から足場が迫ってきて通り道が狭くなり、ついに挟まれて身動きとれなくなりました……orz
車輪の左右に荷物がついているため、自転車のわりに幅をとっているのは事実です。でも、たぶん普通の自転車でも通り抜けは無理な道幅なのではないかと思われます。
進めないくらい狭いわけですから、自転車の方向転換はもちろん、横に降りて押して下がることもできません。
どうしようもないので、自転車にまたがったまま歩いて後退しました……orz

今回の旅行では、どうもトンネル・覆道にたたられる運命のようです。

やっとの思いで足場の間から脱出し、車道に降りて再スタートです。

7:50に香深フェリーターミナル着。
前日・前々日の欠航で足止めをくらった人々で、待合室は大混雑でした。
予想はしていたので少し早めに出発していたのに出遅れたかなぁ、と思いながらチケット売り場前の長い列に並びましたが、その後、列が二重三重になって行くのを見て、自分は決して出遅れた方ではなかったことを知りました。
早めに出ておいてよかった……。

ところで、通常は車両を伴っていない人については自動券売機が使用できるのですが、どうしたことかこんな日に故障中でした。故障中の表示がはっきり出ていましたので、そちらを利用しようとした人はすぐに有人のチケット売り場の方に並び直していたのですが、一人だけ(たぶん誰も並んでいない券売機があるのに長蛇の列に並ばなければならないことを信じたくなかったのでしょうが)いつまでも券売機にこだわっている人がいました。
たぶんワタクシよりちょっと若いくらいのおばちゃんです。
券売機に向かってひとくさり文句を言ったあげく、よほど頭にきたのか傘の先で券売機の呼び出しボタンを押し始めたので、傍で見ていて非常に不快でした。
でも、フェリーターミナルの職員はチケット売り場にきちんと並んでいる人に券を販売するだけで手一杯のようすでしたので、はっきり「故障中」と表示のでている券売機の呼び出しボタンに応じる暇はありません。
しばらく傘の先でボタンを押しても反応がないのですが、すぐ隣の有人のチケット売り場の売り子さんに何か言おうにも目の前の客の対応で多忙なのはさすがに一目瞭然です。
すると、そのおばちゃんは、何を思ったのか、有人チケット売り場とは反対隣の窓口に、券売機の故障を訴えにいきました。
反対隣の窓口の売り子さんは、有人チケット売り場の方を指差して
「あちらに言ってください。」
と案内していましたが、おばちゃんは、
「あっち、忙しい。」
と言ってさらにその窓口に食い下がります。そして、その窓口の売り子さんに、
「こちらは○○バスのチケット売り場です。××フェリーとは違う会社です。」
と言ってもらうまで、そこに「○○バス」というでかい表示があることに気づいていなかったようでした。
そこで諦めて素直に並ぶかと思いきや、まさかの長蛇の列を前にしたフェリーのチケット売り場に直訴しようとし、列に並ぶように言われてやっと列に並ぶ…………かと思いきや、列の折り返し地点あたりに並ぼうとして最後尾がそこではないことを教えられてました。

並んでいるという事実だけで充分ストレスフルですが、それをガマンしようとしない人をみるとその百倍くらいイライラします。

8:20、どうにかチケット購入。二輪はココ、と指示された場所で乗船待ち。なまら寒かったです。

20140813_01利礼航路(復路) 20140813_02利礼航路(復路) 20140813_03利礼航路(復路)

このときも、二輪の列の比較的前の方にいたのですが、後から来たバイクの人が並ぼうとせずに前の方にいる知り合いらしい別のバイクの人のところに行って話し込みはじめたのが結構イラつきました。
その人はその後、列の最後尾に並び直していたのでたぶん割り込もうとしていたわけではないと思いますが(割り込ませてくれるのを期待していた可能性がなきにしもあらずとも思ってますが)、それまでの間イライラするから紛らわしいことはやめてほしいです、ホント。

8:40出航予定でしたが、8:50頃に船がやってきて、9:00頃乗船。
2日間の欠航の影響で乗客がものすごく多くなったため、向こう岸の稚内港からこちらへ来る人々の乗船に時間がかかったらしいです。
こちらも先ほどのような混雑だったため、出航まで更に時間がかかります。

それでもなんとか今回も窓際の席がとれて一息ついていると、岸の方からなんか歌が聞こえてきます。
近くの席の人が様子を見に行って戻ってきて、家族に「なんか踊ってるよ」と伝えているのも聞こえてきます。
これが有名なM 岩荘ユースホステルの見送りでしょうか。
ちょっと見てみたい気もしましたが、疲れていたのでパス。
9:30、出航。

20140813_04利礼航路(復路) 20140813_05利礼航路(復路) 20140813_06利礼航路(復路)

11:30稚内フェリーターミナル着。
当初の予定通りにこの前日から稚内に泊まってたら、宗谷岬あたりにいたはずの時間に稚内に着きましたよ。
もう今回は宗谷岬はパスして内陸を通るつもりで、昼食をとりにお天気屋喫茶店に行きました。
往路に寄ったとき以上に自転車客で賑わってました。
同じフェリーから降りた人とか、これからフェリーに乗る人とかのようです。
小学校高学年くらいの女の子とお父さんらしき2人連れの自転車旅行者が、同じ色合いのウェア着てるの見てなんとなく和みました。
この日もリシリアンカレー食べたんだったかな?
ちょっと記憶が定かでありませんが、次の宿泊地に到着する時刻を考えるとあまりゆっくりもしていられなかったはずなので、たぶんリシリアンカレーだと思います。
店を出て自転車の鍵を外したりヘルメットかぶったり準備していたら、すぐ後から店をでてきた自転車客がアイサツしてきて、お互いに「これからどちらまで?」と聞きあったり、「お気をつけて」とアイサツしたりして、気分良く出発できました。
12:15 稚内にお天気屋喫茶店 発。

しばらく宗谷湾沿いの国道238号線を走ったあと、農道を経由して、宗谷岬をショートカットする道道1077号線へ向かいました。

20140813_07稚内
農道にて。自転車の移動とともに牛が放牧地内を移動しちゃって申し訳なかったです。

しかし、こちらは山道で起伏が激しく、宗谷岬を回るよりは確かに距離は短いのですが、かかる時間についてはあまり変わらなかったかもしれません。
なにより、国道よりもクマとの出会い頭事故の確率が高そうで、ちょっと気が気ではない感じでした。
登りは苦しく、下りはスピードがついてけっこう大変。
途中、深い谷を見下ろす素敵な橋があったのですが、時速60km超で下っている最中に渡ったので、写真はありません。
その橋を渡っているときは、空を飛んでるような気分で最高でした。(完全にスピード違反ですが……。)

14:50、道道1077号線終点。

20140813_08オホーツク海
オホーツク海に出ました。

20140813_09知来別
15:15、知来別。 

15:55~16:10、猿払公園道の駅で休憩。
メガネを拭きたいのでティッシュを買いたかったのですが見つからず、お土産屋の売り子さんに尋ねたらティッシュくれました。
そこでは、1回で食べきるのにちょうどいいくらいの量の貝柱のヒモノがあったので買いました。
後でビールのあてにしたらたいへん旨かったです。 

16:45、エサヌカ線に入ります。これより直線道路堪能。

20140813_10エサヌカ線 20140813_12エサヌカ線 20140813_13エサヌカ線
終点と表示がありますが、北から来た人間にとってはここが始点ですよ~。

17:10、まだエサヌカ線。

20140813_11エサヌカ線 20140813_14エサヌカ線 20140813_15エサヌカ線

17:30、まだまだエサヌカ線。

20140813_16エサヌカ線
こしかた。

20140813_17エサヌカ線
ゆくすえ。

20140813_18エサヌカ線
右手。

20140813_19エサヌカ線
左手。

17:55、まだエサヌカ線。

20140813_20エサヌカ線 20140813_22エサヌカ線 20140813_23エサヌカ線
自転車の移動とともに牛が放牧地内を移動しちゃって申し訳なかったです。(あれ? デジャヴが……)

20140813_21エサヌカ線
18:00、エサヌカ線から出ました。充分に直線道路を堪能できました。

18:30、浜頓別「トシカの宿」着。
夕食時刻にギリギリ……アウトでした。お待たせしてスミマセン。

20140813_24夕食 20140813_25夕食 20140813_26夕食
ジンギスカン、毛ガニ、食後のお茶と手作りシュークリーム。

一人旅どうしとか、自転車客やバイク客どうしが近くの席になっているので、楽しくお話しつつ食事です。

ここの宿は、希望者を近くの温泉まで送迎してくれるので、北海道でのバイクツーリングを楽しんでらっしゃる内地在住のご夫婦の、奥さんと一緒に温泉に入りました。
ワタクシはのぼせやすくて、露天風呂以外は長風呂できません。基本、カラスの行水です。だから、普段はビールくらいなら飲んだあと入浴してもどうということはないのですが、この日はバイクの方と話が弾んでつい(ワタクシにしては)長湯をしてしまい、のぼせたのとアルコールとで、ちょっとフラフラになって上がりました。
でも、いい湯でしたよ。

ちなみに、なんで話し込んじゃったかっていうと、お互いまったくもって予想通りだったんですが、同業者でした……orz
「わ~、やっぱり~」って、指さしあって笑っちゃいましたです。

この日は、朝早くからイライラすることが多かったですが、夜は楽しい気分で就寝できました。

~続く~
8月12日(火)、前日運休だった利礼航路のこの日の運行状況は、1便欠航、2、3、4便見合せ(9:30頃決定)。
はたして今日中に島から出られるか? と、スマホでフェリーの運行状況をチェックしながら9:30を迎えたところで、
屋外でなにか放送がかかりました。
よく聞き取れなかったのですが、どうやらフェリーの運休情報かな? と思っていたら、フロントから電話があり、

「本日の利礼航路、全便欠航が決まりました。」

とのこと。

幾狭さん、礼文島に足止め確定。

前日に確認した通り、同じホテルに泊まることにしたのですが、フロントから「今のお部屋よりすこし広いお部屋に移りませんか」とのお誘いがありました。
どうやら、フェリー欠航によりやむなく延泊になってしまった場合のサービスらしく、大変ありがたいしちょっと興味もそそられたのですが、荷物を持って部屋を移動するのがめんどくさかったので、お礼を言って断りました。
っていうか、今の部屋で充分広いし畏れおおいです。

さて、せっかくもう一泊することになったし、風は強いけど雨は降ったり止んだりだったので、自転車でスコトン岬に向かいました。
スコトン岬までは7kmくらいですので、自転車ならすぐです。
あわよくば、前々日の8時間コースでうっかりショートカットしてしまった岬を回ろうかとも思ったのですが……

20140812_04スコトン岬

強風のため断念。
11:30、スコトン岬周辺のみ、吹っ飛ばされそうになりながら眺めました。

20140812_01スコトン岬 20140812_02スコトン岬 20140812_03スコトン岬

20140812_05スコトン岬 20140812_06スコトン岬 20140812_07スコトン岬

20140812_08スコトン岬
こちらの画像の、沖の方に見えているのがトド岩のようです。

20140812_09スコトン岬
スコトン岬の土産物店・食堂「島の人」。ここで昼食をとりました。

20140812_10スコトン岬
12:10、選んだメニューはウニイクラ丼。うまかったです。

20140812_11スコトン岬
メニューの地ビールを見て、自転車で来たことをちょっと後悔。

20140812_12須古頓神社
帰路、山上に「須古頓神社」をお見かけして、参拝してきました。13:20頃。

宿まで引き返して、ご近所の船泊の商店街に行き、宿おすすめのパン屋さんに行ってみたところ、売り切れでした。
朝早くに活動する漁師さんを中心に、なかなか人気のお店とかで、昼には売り切れていることが珍しくないお店のようです。
残念。

食料品店に行ってみたら盛況でして、お客同士の
「あれ? 帰ったんでなかったかい?」
「いや~、フェリー欠航してさ~」
「あ~、それで今日店が混んでるんだ。」
みたいな会話が聞こえてきました。
盆休みに帰省で島に来ていて、フェリー欠航で足止めくらってる方が、けっこういらっしゃるようでした。

14:10、そのすぐ近くでお見かけした「礼文神社」を参拝。

20140812_13礼文神社 20140812_14礼文神社 20140812_15礼文神社
既に空が晴れてきていて、明日はフェリー出てくれそうです。

20140812_16礼文神社 20140812_17礼文神社 20140812_18礼文神社
狛犬さん。潮風強いんだろうなぁ、という風情あるお姿です。

20140812_19礼文神社 20140812_20礼文神社 20140812_21礼文神社

20140812_22礼文神社 20140812_23礼文神社 20140812_24礼文神社

20140812_25礼文神社 20140812_26礼文神社

高台を見上げた先に神社がある風景も、神社から見下ろした海や街並みも、とても素敵でした。

ワタクシ、神道ではないんですが、こういう景色を見させてもらったお礼にお参りするようにしています。
というのが、20年くらい前に東北を旅行したとき、神社の建物とか風情とかは好きなので、あると見ていたのですが、
「別に神道じゃないし」
と思って特にお参りをしていなかったのが、いくつも神社やその周囲の綺麗な景色を見ているうちに段々ありがた~くなってきまして、
「別に信者じゃなくても、こういうイイ気分にさせてもらっているんだから、お礼しよう。」
という気持ちになって、お参りをするようになったのでした。
たぶん日本の神様って、「そーゆーのオッケー」な神々だと(勝手に)思っております。
それ以降、仏閣や教会についても、行くことがあればお礼の意味で仏壇や祭壇に手を合わせてます。
たぶん、ブッダもイエスも、「信者以外は参詣するな」とはおっしゃらないと(勝手に)思っています。

この日も、早めに宿に帰りまして、温泉。

そして前日「最終日だから」と奮発したはずの、夢のようなディナーの魅力には抗い難く、再度の大量出費。
今回は本来のコースの料理の他に、「欠航で足止めのお客様へのサービスメニュー」が二品くらいつきました。
なまらうまかったです……(T▽T)

3ヶ月分くらいのプリン体を、ここ2日で摂取して、満足して就寝。

~続く~
8月11日(月)、前日の9時間徒歩強行軍により、予想通り筋肉痛でロボ化して目覚めました。
台風も来てまして、宿から「明日フェリーが欠航だった場合、宿泊を延長しますか?」との確認が入りましたよ。
インドアにうってつけな体調と天候のため、本日の観光は自転車でなくてバスで移動です。

目的地は、礼文町 郷土資料館。フェリーターミナルのすぐ近くです。
宿のスタッフの方が、トレッキング用の地図や観光パンフレットをくれたときに、
「これも面白いですよ。天候の良くない日もあるので、そんなときにいかがですか。」
と郷土資料館のチラシもくれました。
海獣の牙とか鯨の歯とかで作られた骨偶(牙偶というのかな?)の写真がたいへん愛らしく、会いにいくことにしました。

20140811_03礼文町郷土資料館 20140811_16礼文町郷土資料館

それの展示がこのへんです。女性像もさることながら、ちっこいクマがなまら可愛いです。
海獣の骨でできた装身具とかもあり、いにしえのオホーツク人に思いをはせられます。

20140811_01礼文町郷土資料館 20140811_02礼文町郷土資料館

前日の徒歩行で最後に行き着いた浜中のバス停のあたりに「浜中2遺跡」とか幟がたくさん立ってたのですが、それがこれかぁ、と郷土資料館に来て思いました。
オホーツク文化の遺跡らしいです。

20140811_05礼文町郷土資料館 20140811_06礼文町郷土資料館 20140811_07礼文町郷土資料館
オホーツク文化の土器の変遷が詳しく図解にしてあります。

「オホーツク文化」とか前置きなく書いてきましたが、もしかすると耳慣れない言葉と感じる方もいらっしゃるかもしれません。特に内地で暮らしてる人では、初耳って方が多いのではないでしょうか。

ワタクシは生まれたときからずっと北海道に住んでますし、歴史は好きな方ですし、中でも先史時代は特に好きなんですけど、それでも大学生になるまで北海道と本州で縄文時代以降の先史時代の区分が違うことを知りませんでした。
本州以南の弥生時代にあたる時期、北海道は続縄文時代になっていく、という話をはじめて聞いたのが、大学の「地方史」の講義です。
オホーツク文化に至っては、自転車旅行で道北を回るようになって、遺跡の案内表示やら博物館や郷土資料館の展示を目にするようになってはじめて知ったというていたらくです。
(いや、待てよ。高校までの歴史の授業でもやってたのにワタクシが聞いてなかったとか忘れたとかいう可能性もありますか? 個人の不勉強を一般化してるだけですか、もしかして?)

さて、北海道は稲作に適さなかったので、弥生時代がありません。

※ちなみに、「米が作れない」ってのは日本人的にはネガティブな印象(カワイソー、貧しい、みたいな)になりがちですが、
米がなくても鮭がいっぱい獲れたから大丈夫です。「米がないからしかたなく」ではありません。その土地その土地に適した暮らしがあるということです。(と、被害妄想ぎみの北海道人が、仮想内地の人に先回りして説明しておきます。)

旧石器時代、縄文時代までは本州以南とだいたい共通、それ以後北海道は続縄文文化の時代→擦文文化の時代(このへんが内地の平安時代くらいまで)→アイヌ文化の時代と独自の文化が続いていきます。
そして、続縄文時代の後期から擦文時代にかけて、それと並行して、道北・道東・サハリン南部のオホーツク海沿岸にはオホーツク文化の時代がありました。年表を見ると(内地でいうと南北朝時代や戦国時代とかみたく)縦にに分割されて併記されてます。
すごく大雑把にいうと、擦文文化には内地との交流の跡がみられ、オホーツク文化は近隣の北東アジアから入ってきた感じです。
当時のオホーツク文化の担い手は、現在のニフブ(ギリヤーク)やウィルタ(オロッコ)の方々と関連が深いようです。

……えーと、なんか青空球児・好児のエスカルゴのネタみたいなよくわからない説明になってしまって申し訳ないです。
要するに、ちゃんと説明ができるほどワタクシもよくわかってない、ということが自分でよくわかりました。
失礼しました。展示物をご覧下さい。

20140811_10礼文町郷土資料館 20140811_11礼文町郷土資料館 20140811_12礼文町郷土資料館
当時の服装の展示。かわいいです。

20140811_13礼文町郷土資料館 20140811_14礼文町郷土資料館 20140811_15礼文町郷土資料館
土器そのものの他、使ってる状態を再現した展示があったのも面白かったです。

20140811_04礼文町郷土資料館 20140811_17礼文町郷土資料館
さわってみよう系の展示。もちろんさわりまくりました。

20140811_18礼文町郷土資料館 20140811_19礼文町郷土資料館 20140811_20礼文町郷土資料館
江戸・明治以降のニシン漁関連の展示もあります。

20140811_23礼文町郷土資料館 20140811_21礼文町郷土資料館
アイヌアート・プロジェクトのロゴと、カムイノミの写真。

いろいろ堪能して郷土資料館を出ますと、もうお昼です。
礼文上陸初日・2日目は、夕食省略・コンビニのおにぎり・コンビニのパン・コンビニのパン(潰れちゃったやつ)と、海の幸豊かな土地を旅行中の食事とは思えないラインナップでしたんで、ここらで軌道修正をはかりたいところです。
というわけで、上陸3日目にして初海鮮。

20140811_24礼文の海鮮
ミニうに丼。

島の生うには、なまらうまいです。
今日は自転車じゃないから、昼からビールもつけます。とてもシアワセです。

食べ終わって外にでますと、雨は降ってないながらたいへんな強風でした。

20140811_25礼文港の大波

寒いです。雨降ってないけど、雨具着ます。周りを歩いてる人も、やっぱり雨具着てる人多いです。
そして、昨日9時間歩いただけなのにひどい筋肉痛。
伊能忠敬に対するリスペクトがマックスな状態です。
フェリーターミナル前の土産物店で職場の同僚や実家あてのお土産を買って、おとなしく宿に帰りました。

宿に帰りついた瞬間、雨が降りだしました。
ワタクシ旅行中ってわりとこういうこと多いんですが、知らないうちに何かと契約したりしてないですよね?
地味にちょっとずつ寿命削られてたらやだなぁ。

別棟の温泉に入ったあと、やはり別棟の宿の洗濯機と乾燥機を借りて洗濯。
レインスーツ大活躍でした。

この日は宿の夕食をいただきました。
この宿の夕食はフルコース一択で非常に高価ですが、最終日だしゼイタクするぞ、と鼻息荒く予約してありました。
……夢のようにうまかったです。
夕食ですので、ウイスキーもつけます。とてもシアワセです。

台風の影響で地味なインドアの一日でしたが、とても楽しく過ごせました。
礼文島での最終日に満足して就寝。

~続く~
8月10日(日)、自転車旅行3日目、礼文島に上陸して最初の朝です。

以前に礼文島に来たときは稚内泊りで島は日帰りでしたんで、自転車で行ける道はだいたい行ってみたのですが(だからこの前日に通った道も自転車で走ったことはあったのに、どんな道だかすっかり忘れてました……orz)、徒歩しかできない西海岸の道に行ってみる時間は無かったのです。
そんなわけで、今回この島に3泊することにしていたのは、なにがなんでも「西海岸8時間コース」、一名「愛とロマンの8時間コース」を歩いてみるためでした。
もし天候に恵まれなかったとしても、3泊もすれば1日くらいは晴れた日もあるだろう、ということだったのですが、これが大当たり。
台風が近づいているとのことで、天気がいいのは1日目のこの日だけになりそうだったのです。

「8時間コース」とは言われているものの、実際には8時間で踏破できるのはよほど健脚の人というか、登山に慣れてる人で、普通の人が歩くと10~11時間くらいかかる、というような噂を聞いておりました。
ワタクシは歳のわりには健脚な方かとは思いますが、この春に膝半月板痛が再発しておりますので、油断はできません。
まあ10時間くらいはみておく必要があるかと思われます。
かなり朝早く出発しなければならんと思って、この日は宿の朝食を予約しておりません。

はりきって早起きして、はたと気づきました。
この日は日曜日。
朝食や昼弁当を買おうにも、開いている店がありません。
宿の売店はいわゆるお土産しか置いていません。かろうじて水は自販機で買えましたが。
ここ船泊でこの状態ですから、西海岸コーススタート地点のスコトン岬に「日曜の朝早く開いている食料品店」があることを期待するのは大博打です。
かくじつに開いているであろう島内唯一のコンビニ・セイコーマート香深井店まで13kmくらい。
スコトン岬とは逆方向です。

朝からなにも食わずに10時間は歩けません。

っていうか、ワタクシけっこうハンガーノックになりやすいのです。
朝食抜きで山道歩いたりしたら、あっとゆーまに餓鬼憑き状態になります。

バス時刻表を見ると、セイコーマートに行って折り返してきて、その先のスコトン岬のバス停で降りるとしたら、出発は11時近くになるかと思われます。するとゴールは20時過ぎになってしまうでしょう。帰りのバスはありません。
バスを待たずに自転車でセイコーマートに行ってきたとしても、9時出発くらいにはなってしまうでしょうか。
それ以上に、山道を10時間歩く直前に自転車で26km走るとか、できたら避けたいです。
前日、宿へ向かう途中にセイコーマートに立ち寄らなかったことが、ものすごく悔やまれます。(←伏線回収)

ここでちょっと、悪魔のささやきに耳を傾けてしまいました。

西海岸コース、どのパンフレットを見ても、「スコトン岬スタート・香深井ゴール」になっていますが、
香深井のセイコーマートで食料を買い込んで、香深井側からスコトン岬に向かってコースを逆に歩いていったらどうだろう?
スタートもじゃっかん早くなるし、ゴール地点が宿に近くなるからバスがなくなってもなんとかなる率が高くなります。

考え込んでいても、時間が経ってさらに出発が遅れるだけです。
とにかく、予定のスコトン岬行きのバスとは逆方向の、香深行きのバスに乗り、まずは香深井のセイコーマートの最寄りバス停で降りました。
朝食におにぎり、昼食にパン、非常用にカロリーメイトなど買い込んで、海を眺めつつおにぎりを食しました。

折り返しのバスは、しばらく来ません。タクシー会社に電話してみます。
まず、検索で最初にでてきたタクシー会社にかけてみたところ、

「そこどこ? 香深井? こっち船泊だからそこまで行くのに時間かかるよ。香深の○○タクシーにした方が早いよ。」

……ライバル会社を案内されてしまいました。ありがとうございます(棒読み)。

香深の○○タクシーさんは、すぐに来てくれました。
そして、運転手さんに質問(むしろこれが目的)。

「西海岸コースに行きたいので、ここから近い香深井口までお願いしたいのですが、どのパンフレットもスコトン岬がスタートって書いてあります。もし、逆向きに歩くのになにか危険なことがあるならスコトン岬まで乗せてもらおうと思います。いかがでしょうか?」

運転手さん、答えていわく。

「いやぁ、ほとんどの人が香深に宿をとってバスでスコトン岬まで行って、そこから歩いて香深井まで来てバスで香深まで戻るからでないかい? 危険とかそういうのではないと思うよ。」

よ……よかった……スコトン岬までだったらタクシー代が数千円になるはずだったのです。(←ばくち打ち)
そして、ゴール地点が宿から近いからという理由で皆さん香深井をゴールにしてるんでしたら、船泊に宿をとってるワタクシはスコトン岬をゴールにした方が良さそうですよ。

というわけで西海岸8時間コース、香深井側から歩き始めることにしました。

20140810_01礼文島西海岸

ツイッターによると、スタートが9:30です。

そして、ここからこの西海岸8時間コースを歩いている間ずっと、ツイッターは使えませんでした。
ツイッターをメモがわりにする目論見は外れましたので、ここからは写真の日付に入っている時刻がたよりです。
写真だけだと地名がわかりませんので、これから西海岸コースを歩いてみるために参考サイトを検索してここにたどりついた方にはまったく役に立たない記録となります。たいへん申し訳ありません。
あと、2014年8月現在では、グーグルマップも使えませんでしたよ。(※いろいろ敗因)

香深井側から入ると、しばらくは「礼文林道」という山道を歩くことになります。(通常はゴール近くにここを歩くわけですが。)
虫除け必須ですが、涼しくて爽やかなところです。

20140810_02礼文島西海岸 20140810_03礼文島西海岸 20140810_04礼文島西海岸

礼文林道を歩き始めてちょっと経ったころ、1枚の案内看板が目に入りました。
うろ覚えですが、だいたい以下のような内容でした。

「西海岸8時間コースは、スコトン岬側からスタートしてください。
香深井側からは案内表示等の整備が充分ではなく、危険です。」


運ちゃんっ! ○○タクシーの運ちゃんっ!!

……と、他人のせいにしても仕方がありません。
観光ガイドの1冊も買わず、フェリーターミナルでgetしたリーフレットと、宿の方にいただいた地図(いずれも無料)だけで出発したワタクシのリサーチ不足でした。(書きおこしてみると、つくづく色々とナメてる自分にあらためて気づきますね。)
通常の人間でしたら、案内板が不十分でも地図を見てなんとかできるかもしれませんが、ワタクシは不治の方向音痴です。なんとかなりません。
しかし、今から引き返してスコトン岬に向かうわけにもいきませんので、もう、このまま歩きます。

20140810_09礼文島西海岸

礼文島といえば「花の浮島」と言われるとおり、緯度が高いから平地で高山植物が見られることで有名です。
林道にもそれらしき地味なかわいらしい植物がたくさん咲いていました。
お花の好きな母に見せたら喜ぶかと、写真に撮りまくりました。不勉強なんで、名前はわかりません。

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景色も素晴らしいです。

20140810_06礼文島西海岸
これが、この日撮った中で一番、空が青く映っている1枚です。
惜しむらくはスマホ不慣れなため、左端に微妙に自分の指が写りこんでしまっています。

20140810_10礼文島西海岸 20140810_23礼文島西海岸
落石注意・頭上注意表示。たくさん見かけました。気を付けましょう。

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山道を歩きながらも、ときおり行く手に海が見えるのが嬉しいです。
なにしろ西「海岸」コースですから、海が見えてほしいです。
(以前はコースのゴールがもっと南の元地海岸だったような話も聞いたような気がしないでもないのですが、現在は礼文林道がゴールになっているようです。)

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20140810_27礼文島西海岸 20140810_28礼文島西海岸 20140810_29礼文島西海岸

で、たぶんこのあたりで、後ろから来た人に追い越されています。
おお、コースを通常と逆にたどっている人が、自分以外にもいた!! と思ったのですが、
その方、涼しい表情のまま、けっこうなハイペースでスタスタ歩いて行かれました。
おしゃれな山歩きファッションの、若い女性の単独行でした。
おしゃれと言っても、「山歩きしたことないけどそれっぽい格好でキメてみました」みたいなおしゃれでなくて、「ふだんから山歩きしてる人が実用性で選んだけどセンスも良い」という感じの自然なファッションです。
要するに、登山の経験値高くてこのコースも何度も歩いているように見受けられる方だったのです。

教訓1:このコースを逆行する方は、たぶんリピーター…………orz

20140810_30礼文島西海岸

それから間もなく、海岸にでました。
たぶん、「ウエンナイ」というところです。
順路で8時間コースを巡ってきた人々向けの表示が、これ以降は海岸ではなく礼文林道へ向かうよう案内しています。
写真のデータによれば、この案内表示を見たのが11:00頃のことです。
無人の休憩所があったので、トイレを借りました。

このあたりで、また後ろから来た人に追い越されています。
若い白人女性数名のグループで、にぎやかにおしゃべりしながらスタスタと歩いて行かれました。

教訓2:このコースを逆行するリピーター以外の方は、グループでどうぞ…………orz

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そして歩き始めた海岸線なんですが、やたらめったら石が……いえいえ、岩がゴロゴロしています。
歩きにくいことこのうえない。
というか、岩によじ登り、次の岩が近ければ飛び移り、遠ければ一旦這い降りて再びよじ登り、ほんとにここがコースですか? と何者かに問いかけたくなる道なき道です。
しかし、右手はそびえる崖、左手は海。その岩がゴロゴロのところを歩くしかありません。

冒険心を満たしてくれるという点では非常に優秀なコースだと思いますが、いかんせん、おばちゃん膝が不安なんだよなぁ……。
普段なら大喜びで飛び跳ねていくところですが、ここで着地に失敗して膝がいっちゃって動けなくなったら、ヘリでも出してもらわない限り脱出不可能な感じ、それ以前にケータイ通じなさそうだから助けも呼べなさげ(まあ、順路を歩いてる人に発見されるだろうから白骨化とかはしないと思うけど)なので、かなり慎重に進みました。
さきほどスタスタとわたくしを追い抜いて行った白人女性グループも行きあぐねているのか、それほど大きく引き離していきません。

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だいたい12:00くらいに、「昼だ」という理由で腹もへってないのに昼食。
おそらく、とにかく休みたかったためと思われます。
岩に腰掛けて、セイコーマートで買ったパンを食べました。
さぞかし腹が減るだろうとパン4つくらい買ってあったんですが、あまり食欲がなくて2つしか食ってません。
その後もコースを歩いている間、塩分補給に塩飴を少々食べた他は補食もとっておりません。
運動すればしただけ腹が減るワタクシをして食欲を忘れさせる疲労度。
おそるべしッ、8時間コース!

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岩がゴロゴロの道を通り過ぎると、なんとなくビーチっぽい綺麗な海岸に出ました。
これは歩きやすい。

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と、思いきや、なんか行き止まりっぽいところに出てしまいました。

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左手は海。

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前方は岩壁。

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右手は川。……ってか、滝?

手元の地図(宿でもらった無料のやつ)によると、アマナという地点に「急坂注意」と書いてありましたので、あの壁のことかもしれません。とりあえず前に進みます。
年代物のペットボトルが点々と落ちていて、かつてこの道を通りし人あり。
お行儀悪いけど道しるべにはなってるよなぁ、と思いつつ、また「岩がゴロゴロ」が激しくなっていく道なき道を進みました。

20140810_57礼文島西海岸 20140810_56礼文島西海岸

そして、壁にしか見えないけど「これは坂!」と北島マヤ風に自己催眠をかけてよじ登りました。

……坂にしては垂直です。
これは登山というよりは、ロッククライミングです。
ヘルメットもなしにスニーカーと素手でロッククライミングしてしまいました。危険きわまりない。
そして、てっぺんまで登って向こう側を見下ろすと……

20140810_オマケ礼文島西海岸

やっぱり壁でした。

これは違う。ぜったいこの道じゃない。ってか、これ、道じゃない。
お行儀の悪い道しるべは、しょせんお行儀の悪い道しるべです。あてになりません。
今登ってきた壁を後ろ向きに這い降りて、元の場所に戻りました。

そして、右手の川の方に進むと……

20140810_58礼文島西海岸

橋あるし!!

なにやってんだよ俺!
しなくていいロッククライミングをしてしまいましたよ。疲れきってるのに。

橋を渡って道を登っていくと、順路をたどってきた人向けの道しるべが、今ワタクシが通ってきた道へ進むように指示しています。
これが例の
「西海岸8時間コースは、スコトン岬側からスタートしてください。
香深井側からは案内表示等の整備が充分ではなく、危険です。」
という表示の喚起していた事態ってわけです。やれやれ。

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そして行き着いた先が……

20140810_65礼文島西海岸

壁。

いやあの、さっきロッククライミングしてみた壁は数メートルでしたが、こちらは数十メートルありそうです。
こっちか?! こっちが「急坂注意」って書いてあった、噂の「アマナ」なのか?! まさか!
しかしこちらは、よく見るとかすかに九十九折の道らしきものがついていて、輪っかにロープを通した金属製のペグが道に沿って刺してあります。
こちらに進む、で正解のようです。
というか、順路で来てたら、さんざん歩いて疲れたところでこの壁を降りてたわけかい?!
登るのより降りる方が怖いんでないかい?!

とか言いつつ、這うようにして登りました。
怖かったです。
いったいワタクシは何をやっているんだろうという感じでしたが、ただ、

20140810_63礼文島西海岸 20140810_64礼文島西海岸
景色は恐ろしく綺麗でした……。

20140810_66礼文島西海岸
登るより降りるのが怖い所以。来し方を見下ろした写真の方が、より「壁」な感じです。

20140810_67礼文島西海岸 20140810_68礼文島西海岸
てっぺんに立ち入り禁止の危険区域あり。この写真のデータによれば、これが13:00ちょっと前くらいです。

20140810_69礼文島西海岸 20140810_70礼文島西海岸 20140810_71礼文島西海岸

壁を登ったら、次は藪こぎでした。
既になにも怖くなくなっていて、無感覚のゾンビ状態で薮をこいでいきます。

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このあたりで、順路を来た人達とスレ違いました。お互いにゾンビ状態でアイサツをかわします。
こっちが微妙に下りですので、道を譲りますと小学生などがきちんとお礼を言って通っていきます。
よりゾンビなワタクシと同年代のオバチャンも、よれよれとお礼を言っていきます。
平常運行でにこやかに歩いている壮年の男性は、おそらくアウトドアガイドの方と思われます。この一家で唯一おとーさんに登山趣味があって休日に家族を連れてきている、という可能性がないわけではないですが、なんとなくプロっぽい感じがしました。

そのグループとは別の単独らしき初老のアウトドア紳士が、逆行してきたワタクシに驚いて声をかけてきました。

紳士「そちらから来たんですか?! 香深井の方から入って?」
ワタクシ「はい。逆コースになってしまいました。」

二言三言、会話をかわした後、ワタクシは気になっていたことを尋ねるべく、前振りの質問をしました。

ワタクシ「このコースは、何回目ですか?」
紳士「3回目です。」

しめた! やっぱりリピーターだ!

ワタクシ「あの、この先って、今通ってきたような……」
紳士「すごい急坂はありません。今通ってきたアマナが、最大の難所ですよ。」
ワタクシ「良かった~! さっきみたいなところがまたあって、今度は下れ、とか言われたらどうしようかと……」
紳士「安心してください。あとは距離はありますけど、大丈夫ですよ。」
ワタクシ「ありがとうございます~。」

最大の懸案事項が解決し、安心してゾンビの歩みを進めます。

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しかし、過去に這松の繁る斜面を藪こぎをしたことはあるのですが、そのときはとりあえず足元の平坦なところででした。
ここのように、足元が見えなくて片側が崖になってる細い道を藪こぎで進んだのははじめてでした。
まあ、さきほどの壁登りと比べてしまうので、別に怖くはなかったですが。

藪こぎを終えて、平坦な道にでたのが16:00前くらいかと思われます。
あとはもう、ほんとに距離との闘いを淡々と戦い抜く感じでした。

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写真も、風景とともに「おお、もうアマナから6キロ近く歩いたんか~!」などと感慨にふけりつつ案内表示を撮ることも多くなってきました。

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そして、その案内表示を読み間違えまして、西上泊の分岐点から岬を回らずにショートカットしてしまい、
ふと気づくと船泊湾のまんなかの、浜中に出てしまったのでした。

20140810_94礼文島西海岸

舗装道路に出て、なんか違うと気づいたときには、引き返して岬の方への山道に向かうには遅すぎる時刻になっていました。
このときは、「8時間コースを踏破できないで出てきちゃった」感があったんですが、
後から「8時間コースのスタート地点は何箇所かあって、(スコトン岬が一般的みたいではあれども)浜中スタートというのがなきにしもあらず」らしいと知りましたので、
これは一応「踏破した」ことになる……のかな?
まあ、とりあえず8時間歩いたからいいや。

記念すべき踏破終了時刻は、ここにきてやっと繋がるようになったツイッターにメモしてありました。

17:20、「愛とロマンの8時間コース」単独逆行 完了(かもしれない)。

きっとワタクシの人生も、ずっとこんな感じでしょう。

でも、次の機会にはスコトン岬まで歩きますよ。(←再挑戦も逆行するつもりらしい。)


さて、このあと2kmくらい歩いて浜中バス停に到着したとき、
次のバスまで45分待つか、さらに2km宿まで歩くか、という選択を迫られまして、
反射的にタクシー会社に電話してしまいました。
朝電話したときに「香深井は遠くて時間がかかるから」と香深のタクシー会社を紹介してくれた、例のタクシー会社です。
こんどは船泊地区で、すぐ近くだから来てくれるだろうとふんで電話したわけなのですが、
朝、件の電話を応対してくれたおじさんがこのときも出まして、
結論を言いますと、また断られました。

「すぐ近くじゃない。歩いたらいいっしょ。」

だそうです。

「今8時間歩いてきたところなんで、もう歩きたくないです。」

と言いましたら、

「じゃあ行くわ。もう店しめたんだけどね。」

とのことでしたんで、

「あ、閉店でしたか。それならいいです。」

と言って電話を切りました。
勤務終了した労働者を遊びの用事で引っ張り出すのもなんですので。

それから25分くらい歩いたら宿の前まで来られましたんで、確かに近かったですよ。
タクシー呼ぶほどの距離じゃなかったです。
歩いて勢いがつきましたので、どこかの店に寄って夕食をとってから帰ろうと思い、宿を通り過ぎてそのまま商店街まで歩きました。

途中、件のタクシー会社の前を通りかかりましたら、
「いつでもどこでも」
って看板が立ってまして、さすがにこのキャッチコピーには笑わせていただきました。

なんとか明かりのついているラーメン屋さんを発見して入りましたところ、
まさに店じまいするところでした……orz

19:00頃、いろいろ諦めて船泊の港まで歩いて、きれいな夕焼けを眺めましたよ。

20140810_95礼文島西海岸

宿に帰って、リュックの中で潰れてたパン2つ(※昼食の残り)を引っ張り出して夕食にしました。
8時間コース歩いたし、温泉に入って自販機のビールで幸せになれたし、結果オーライです。

~続く~
8月9日(土)、この日の朝は、前日の到着が遅くて撮れなかった「あしたの城」の庭の写真をけっこう撮りました。
えらい絶景なんですが、広大すぎて写真にはおさまりきりません。

20140809_01あしたの城前

このベンチに座ってサロベツ原野の風景を満喫するのは、きっと爽快でしょう。
(蚊取り線香と虫除けスプレーと長袖・長ズボン・手袋・帽子・襟元にスカーフは必須。顔用にネットがあるとなお良し。)

朝食はトーストと卵料理のオーソドックスな洋食で、うまかったです。
サラダの野菜が自家製、ジャムも手作りだった気がしますが、ほかの宿の記憶と混同してる可能性あり。
(今回の旅行で泊まった宿のほとんどが、そういうテイストのところだったもんで……)

8:00 民宿あしたの城 発。
日本海岸めざして、しばらく道道444号線を走ります。

20140809_02道道444 20140809_03道道444 20140809_04道道444

ここで既にしばしば立ち止まっては写真を撮ります。
北海道方言でいうところの「撮らさる」という状態です。
「さる」というのが(おそらく)北海道特有の自発の助動詞で、「意図せずにそうなる」という感じで使われます。
「ボタン押ささっちゃったさ~。」
と言うと、
「赤信号でバスが停車して揺れたため、壁に手をついて転倒を防ごうとしたら降車ボタンに手が当たって、押すつもりはなかったのに押してしまった。」
のような状況を説明することになります。

なお、用例の語尾の「さ~」は終助詞の「さ」です。
この「さ」は、共通語では細分化すると文節末につく間投助詞らしく、文末にはつかないということを、わりと最近知ったのですが、本当でしょうか。
「昨日、実家からいきなりお母さんが来たさ。」
と話すと、内地の人はそこで話が終わるとは思わず、続きがあるものと考えて待ってしまう、という話を友人から聞きました。
他に「さ」を文末につける方言としては沖縄が有名かと思われます。

以上、いきなり方言文法講座でした。
……2行で済むはずの説明がどうしてこんなに長引くんだろうかワタクシ。(←これが「説明しらさる」という状態)

8:25 日本海沿いの道道106号線に出ました。

20140809_05利尻富士 20140809_06道道106
おなじみ利尻富士 / 直線道路

また立ち止まって写真撮ってたら、後から来た自転車旅行者に声をかけられました。
自転車につけるバッグなど、クラシックなデザインでおしゃれだなぁ、と思ったら、定年退職してチャリ旅を楽しんでいるという、けっこうな年配の方でした。
「この風景の中を走ってたら、『ぃやったぁ~~~~~!!』って叫びたくなるね。最高だね。」
と、おっしゃってました。
こんなふうに初対面の仲間とおしゃべりできるのも旅行の楽しさですが、特にチャリダーとかバイカーとかバックパッカーなんかは一目で仲間とわかるので言葉を交わしやすいと思います。

そんなこんなで小休止が大休止になって、30分くらいサボりつつ、サロベツ原野の休憩所「こうほねの家」を目指します。

10:00 こうほねの家 着。
ここは周囲に木道があって、原野の花などを見られます。

20140809_07利尻富士 20140809_08こうほねの家 20140809_09こうほねの家

20140809_10こうほね 20140809_11こうほね 20140809_12こうほね

20140809_15こうほね展望台 20140809_20こうほね 20140809_18こうほね

20140809_19こうほね 20140809_21こうほねの家から見た利尻富士 20140809_16日本海

20140809_13こうほね 20140809_09 20140809_40こうほね

昼前のフェリーに乗るのは断念して、ゆっくり景色を楽しもうと思い、海岸を散歩したり、展望台(こうほねの家の屋上)に昇って海の方やら山の方やら眺めたり、涼しい屋内で休んだり、なまらだらだらしました。

11:15 こうほねの家 発。

ここからまた日本海沿いに走りながらが絶景ですが、次のポイントまで省略。
今回は、ノシャップ岬はパスして夕日ヶ丘パーキングめざします。

12:55 稚内夕日ヶ丘パーキング

20140809_22稚内夕日ヶ丘パーキング 20140809_23稚内夕日ヶ丘パーキング 20140809_41稚内夕日ヶ丘パーキング

ここの坂を登ると、「稚内に来た~!」という感じがします。
高台から見下ろす街並みと海ともちろん利尻富士。
まだ名称どおりの「夕日」の時間帯に来たことはない(はず……たしか……)ですが、晴れた昼間の景色も良いです。

ここからさらに稚内の市街地に向かいました。

13:40 稚内 喫茶店お天気屋  昼食。

「あしたの城」の居間に、「稚内に行ったら、『お天気屋』に寄ろう」という貼り紙がしてありました。
そういえば客層がけっこう重なっていそうです。
ここには過去2回、同僚のコーディネータ嬢(※稚内に赴任してたことがある)に連れてきてもらったことがあったのですが、名物のリシリアンカレーを食したのは、この日がはじめてでした。
うまかったです。

そして、単独でここに来たのもはじめてだったのですが、マスターに

「お客さん、コーディネータさんのお友達だよね。確かここに来たの3回目でしょ。3回目の記念に写真撮らしてもらっていいかい?」

と、声をかけられたのにはびっくりしました。
1日にかなりの人数のお客さんが訪れるはずなのに、よく覚えてられるなぁ。接客業の方ってすごい。
(3回会ったくらいの人はたいてい覚えてないワタクシも、別の意味ですごいですが……。)

というわけで、「お天気屋」のお客さんアルバムにワタクシの写真も貼られることになりました。

15:00 稚内フェリーターミナル。礼文島行きのフェリーに乗船。
地味に自転車乗りとバイク乗りは、自動車や徒歩のお客さんよりちょっとだけ早く乗れます。
二輪は自動車と違って不安定な船内で自立するのが難しく、積んだあと固定するのに若干時間がかかるためだと思われます。
(だから、乗船手続きの〆切も自動車や徒歩のお客さんより10分くらい早いです。)
めでたく窓際の席に座ることができました。

20140809_24礼文島フェリー 20140809_25礼文島フェリー 20140809_26礼文島フェリー

出航後、甲板に出てみたらけっこう賑わっていました。
でも、自分の写真を撮り終わったら次の人に場所をあける人が意外に多く、他のお客さんが映りこんでいない写真も何枚か撮れました。

20140809_27礼文島フェリー 20140809_28礼文島フェリー 20140809_29礼文島フェリー 20140809_30礼文島フェリー

ひととおり甲板を満喫した後は、席についてゆっくり休んでました。
島に近づいてきたところで再び室外へ。

20140809_31礼文島フェリー 20140809_32礼文島フェリー 20140809_33礼文島フェリー

17:40 礼文島上陸。

20140809_37礼文島フェリーターミナル 20140809_38礼文島から見た利尻富士

今回は礼文島観光がメインになるはずなのに、ろくな準備もなく出発してしまいましたので、フェリーターミナルでパンフレットなどを手に入れようと思ったのですが、イマイチほしい感じのものが見つかりません。
どうやら礼文島でロケをした映画があって、そのロケ地跡を新しい観光地としてプッシュしているらしく、目につくところに置いてあるパンフレットは、
「『北のカナリア』パーク」
の案内ばかり。

いやそれは要らんから。
「西海岸8時間コース」とか「礼文岳登山」とか古典的な礼文島観光のパンフレットプリーズ。

「『北のカナリア』パークに観光バスが寄ります!」
……そこ行かないから。路線バスの時刻表プリーズ。

ワタクシの「モノを探す要領」が悪いのもあって、ひっそりと置いてある礼文島のアウトドアガイドを発見するのにけっこうな時間を要しました。

18:00 フェリーターミナル発。
ここから宿までの約18kmが、本日の最後の旅程です。
到着するころにはすっかり暗くなっているはずですが、
某野生動物の心配をしなくてよいので気分的には楽。すごい楽。なまら楽。ペダルこぐ足も軽やかです。
夕食は時間に間に合わないので予約していません。
とはいえ、予定のチェックアウト時刻を大幅に過ぎると宿に迷惑をかけますので、それなりに急ぎます。
途中、セイコーマート(※ほっかいどローカルのコンビニ)に寄ろうかなぁ、と思ったのですが、パスしました。(←伏線。)

東海岸の舗装道路はほとんど起伏がなく、ときどき覆道もあったのですが交通量が少ないし海側が開放されていてトンネルのような閉塞感もなく、快適に走れました。

が。
最後まで楽々走れるかと油断したところで、登り坂登場。
けっこうなロングスロープです。

久種湖周辺は非常に美しいところでした。
丘陵に囲まれた静かな湖。夕月。周囲は海。
絶景です。
しかし、写真撮ったりする余裕はありませんでした。

登りきったと思ったら、今度は急な下りになりました。
稀にしか車が通らないとはいえ、車道を走るのはちょっと危ない暗さになっています。
やむなく、歩道を下りました。
幸い、歩道の幅は十分で、交差する道がめったに無いため凹凸もほとんどありません。
人通りは全くなかったですが、一応時速50kmは超えないようにブレーキで調整しながら走ったので、ちょっと手が疲れました。
基本、車道でないところは徐行するようにしているので、歩道でここまでスピード出したのははじめてです。(スミマセン。)

19:30  礼文島プチホテルコリンシアン着。
コリント風の外観でなまらゴーカです。
1室ずつ違うという内装もたいへん美しく、こんなどろどろのかっこうで来ちゃって申し訳ない気分になりました。
敷地内に宿泊客専用の温泉があるのも魅力です。
接客は丁寧で親密。素晴らしい。
その分もちろん高価ですが、他の宿泊地でユースホステルや徒歩宿などを利用しますので、ここで散財しても旅行全体としてはそこそこの宿泊費用でおさまります。予定では。(←伏線)

そして、案内されたお部屋でチェックインして、鍵を渡されたとき、某野生動物の恐怖再び。
部屋の鍵についているキーホルダーが……クマさんのぬいぐるみでした……orz

20140809_42コリンシアンの部屋の鍵についたクマ
後日、自転車に乗せて記念撮影しました。

これを持って風呂に入りに行ったりフロントに鍵を預けに行ったりする自分の姿を想像すると……イタい…………。

~続く~
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