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2012.05.21 本宅更新
本宅更新しました。

Top写真は、サッポロの八重桜です。

雑文は、新しく「やや怪談」と「詩のよーなもの」の2項目つくりましたが、ありもの更新。
このblogからカテゴリを抜粋して、fc2小説にコピペして、リンクつないだだけです。
そうやっておきたいとは前から思っていたのですが。

ここの背景も、そろそろ冬を終わりにしようかなぁ。
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2012.05.20 ピアノ
昔々あるところに、天才的なピアノ弾きがいました。
彼の奏でるピアノの音は、美しく、繊細で、神秘的で、聴く者全ての心をとらえて離しませんでした。
ある日彼は、王様によばれ、御前でピアノを弾きました。王様はいたく感動され、その日聴く予定だった曲を皆聴き終ってからも、彼を帰そうとはしませんでした。
それから毎日、ピアノ弾きはピアノを弾きました。
王様が仕事をなさるときは仕事部屋で。
王様がお食事を召上るときは食堂で。
王様がお散歩をなさるときはお城のテラスで。
王様がおやすみの間は寝室で。
ピアノ弾きは昼も夜も、静かな優しい曲を奏で続けたのでした。
そのうち彼は、だんだん痩せていって、ある日とうとう消えてしまいました。後にはピアノの音だけが残りました。
ピアノの音は、ずっと王様のあとについて来ました。
王様が仕事をなさるときは仕事部屋で。
王様がお食事を召上るときは食堂で。
王様がお散歩をなさるときはお城のテラスで。
王様がおやすみの間は寝室で。
かそけく憂いをおびたピアノの音が、昼も夜も聴こえてくるのでした。
それから王様は、ずっとピアノの音を聴きながらお仕事をなさり、』お食事を召上り、お散歩なさり、お休みになったということです。
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2012年マンドリン四重奏演奏会、いまさら完結編です。

(※「例によって例のごとく(前篇)」はこちら。「例によって例のごとく(後編)」はこちら。)

話は演奏が終わって我々が楽屋に戻ってきたところにさかのぼります。

楽屋に戻った直後、いけやんとワタクシの目が合った瞬間、お互いに相手が自分と同じことを考えていることがわかました。



幾狭「あのお客さんっ!!」

いけ「演奏のっ!! 真っ最中にっ!!」

幾狭「しかも最前列っ!! ど真ん中っ!!」

いけ「いや、それでこっちが動揺したのが悪いんだけどさっ!!」

幾狭「いやいや、あれは誰でも動揺するってっ!!」



そんな我々のやりとりを聞き、ぴよがポヨンと一言。



ぴよ「なんかあったの~?」





いけ「…………」

幾狭「…………」





いけ「いや、ほらあの……3楽章を弾いてる最中に客席に入ってきたお客さん、いたっしょ?」

ぴよ「え? そうなの?」

幾狭「うちらが弾いてる目と鼻の先に、ドカッと座ったお客さん……」

ぴよ「え~? 全然気づかなかった~」



いけやんとワタクシの驚愕を察していただけたでしょうか。

いけやんとワタクシがあのお客さんの入場に動揺して消えたりコケたりしている間、

ぴよは、あのお客さんの存在自体に気づきすらせず、ひたすら演奏していたのです。

おそるべし、ぴよ。

ものすごい集中力です。

いけやんとワタクシも、見習うべきでしょうか。

しかし、かなり特殊な神経の構造がなければ真似できるものではないような気がします。

得難い資質ではありますが、代わりに失っているものもなんだかんだありそうな気もします。



その、ぴよの得難い資質暴発は、演奏会直後にさっそく起こりました。



この日は、演奏会の後にマンドリン連盟ほっかいど支部の総会があり、いけやんが出席することになっていました。

たぶん、そのあとはそちらの打ち上げがあるものと思われました。

ぴよは、彼女が月に1度参加している、我々の出身大学マンドリンクラブOB会練習会のあとの飲み会に、この日も誘われていました。

ワタクシもぴよから、そっちに合流しないか誘われましたが、パスしました。

というわけで、この日ワタクシは1人で個人的に演奏会の打ち上げになるかなぁ、と思われました。

1人で飲むのもけっこう好きですので、それも良いでしょう。

ただ、別の用事でちょうどサッポロに来てるはずの太郎冠者氏と合流できる可能性もありましたので、その場合は2人で飲めます。

それも楽しそうです。



そんなわけで、ワタクシの当日夕方の過ごし方の青写真は、1人で飲むか、太郎冠者氏と2人で飲むか、だろうなぁ、と思っていたわけです。



演奏会がはけて、いけやんは総会に向かいました。

とりあえず各飲み会のある夕方まで、ぴよとワタクシは近くの喫茶店で過ごし、

総会が終わったら、いけやんとも合流することになりました。

ぴよと2人で入った喫茶店は、夕方からライブがあるとかで、リハーサルの真っ最中でした。

大音響で演奏が流れ、音が止んで打ち合わせや機械の調整をする、が交互に行われる中、まっとうな会話が成立しないので、ぴよと携帯に打ち込んで筆談しました。

大音響で会話が中断されるので携帯に言いたいことを打ち込み、それを相手に見せるとみはからったように音が止む、声に出して返事をしようとすると再び大音響、という状態を繰り返すこと数度。

そのたびに苦笑いです。



ぴよは再度、OB会練習メンバーでの飲み会にワタクシを誘い、

OB会の練習には全く参加していないワタクシは、再度断りました。



やがてバンドの方々のリハが終わり、なんとか普通に会話ができるようになりました。



ぴよは、ワタクシが行かないなら、この日のOB会メンバーでの飲み会には出ずに、ワタクシと過ごすと言ってくれました。

いけやんも(総会の方の打ち上げにも出席したいだろうとは思われるのですが)こちらに来てくれますので、今日合奏したメンバー3人そろうことになりました。



これで太郎冠者氏も来られたら4人で飲めますので、予定よりだいぶにぎやかになります。

太郎冠者氏の携帯に送るメールを打ち込みながら、念のため、

「太郎冠者氏もちょうどサッポロに来てるんだけど、呼んでもいいよね?」

と、ぴよに確認すると、

「ん~~~~~…………。ダメ。」

という意外なお返事。

あれ? と思ったけど、ぴよも他の飲み会を断ってワタクシにつきあってくれていますんで、ワタクシも今日一緒に合奏したメンバーと過ごすことを最優先に考え、打ちかけていた太郎冠者氏あてのメール(けっこう長文)は削除しました。

しかし、なんでダメなんだろ?

もしかして、ワタクシが知らないところで、ぴよと太郎冠者氏の間にトラブルでも発生していたのだろうか?

など、もやもや憶測しながらしばらく過ごしました。



やがて、いけやんとも合流して本格的に飲みますか~(←場所はそのまま。すごい長っ尻の客である)となったところで、

ぴよが

「そうだ、太郎冠者さんも誘ったら~? 今日サッポロに来てるって言ってたよね~。」

と言い出しました。





…………えっ?






さっき、彼を呼んでいいか訊いたとき、ダメって言ったの、ぴよさんでしたよね?

それでワタクシさっき、彼あてのお誘いメール(けっこう長文)を削除しましたよね?





と、ぴよに詰め寄りましたところ、

「あっ、OB会の飲み会に太郎冠者さんを呼ぶのかと思って、ダメって言ったの~




なんでじゃ?!




ワタクシOB会の方の飲み会には出ないって、はっきり断った後の話だったよね?

んでもって、太郎冠者氏は別の大学出身だよね?

いったいどこをどう押せば「太郎冠者氏がぴよやワタクシと一緒にOB会の飲み会に出る」話になるとゆーのだ?

ぴよの脳内では、どんな変換が起こっているんだ?!




そんなこんなで幾狭さん大激怒でしたが、無事に太郎冠者氏とも連絡がとれ、4人で飲むことができました。

BGMは、さっきリハやってたバンドのライブでした。
昨日、サッポロに行ったついでに映画版の「テルマエ・ロマエ」を見ることができましたので、忘れんうちに感想書いときます。

え~と、原作の要素をうまくとりこんだベツモノとして楽しめると思います。
とりあえず、ワタクシは、なまら笑いました。

主人公ルシウス役の俳優がハマりすぎです。
前評判でよく言われてた「顔の濃さ」もだけど、「真面目の度が過ぎてハタで見てると可笑しい」感じもそのままです。
イイ感じで肩に力入りまくってました。
背景の凝り方なんか見てると、作品のつくり自体もそういうのを狙ってるかなぁと思いました。


以下ネタバレなんで、たたんでおきます。

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今日、トクベツシエンの初心者向け研修に出席してきました。

聴覚障害の時間、疑似体験として「難聴の人には、このように聞こえます。」という加工した朗読音声を聞きまして、講師の方が
「今のが何かわかった人」
と訊いたので、高々と手を挙げたら、他の誰も挙手してなくてビビりました。
一番後ろの席だったせいか、あるいはわかる人がいるとまずい場面だったせいか、講師の方は華麗にスルーされ、
「そうですよね、わかりませんよね、では正解を聞いてみましょう。」
と言って未加工の音声を流しました。
夏目漱石『坊っちゃん』の冒頭。
正解でした。
講師の方が、
「わかってから聞くと、こっちの方も何となくわかるでしょう。」
と、加工された音声をもう一度流しました。

すみませんね空気よまないで手を挙げてしまいまして。
でも、「こういう場面でいかにも流されそうなテキスト」だからわかったわけたから、コンテクストからは外れてないよね。

視覚障害の時間にも疑似体験があって、アイマスクして触ったもの(複数の物体)の総称を当てるように言われました。
135kg上質紙くらいの厚さの紙を切り抜いたもので、3つくらい触ったときに講師の方が
「20こくらいのもの」
と言ったもんでピンときて挙手したら、
「速いですね。今までの最高が58秒でしたが、今日は30数秒で手が上がりました。」
と言われました。

ブツは「アルファベット」。
正解でした。

これも、「わかってたらわかる」事柄の例だったらしいです。

幾狭さん、かなりドヤ顔ですが、あまりにも本題とかけ離れていて一緒に受講した同僚にも自慢できなかったので、ブログにでも書いときます。
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2012.05.08 近況小ネタ
今日の休憩時間、キョータクの前に座ってたら、ジヘイのセイトがぱたぱたぱたと近づいてきて、手にしたマグネットをワタクシの顔にペタッとくっつけてみて(←くっつかねーよ!)、淡々と去って行った。
すげー笑った。
癒されるぜ~

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2012.05.03 近況1
ネットには予定通り4月13日につながったのですが、新居は電話置場が玄関の下駄箱の上で、今まで使っていた短いケーブルでは落ち着いてなにがしかまとまった書き物のできる環境にありませんでした。
4月最終週末、やっと、転勤して以来(実質的には)はじめての純然たる休日になりましたので、本来ならキッチン用品の段ボールの開封をして3週間のコンビニおにぎり生活に終止符を打つべきとは思いましたが、さくっとアサヒカワに出かけて無線LANの機械を買ってきてしまいました。
これでやっと、イスに座って机上のPCと向き合う環境を手に入れました。
コンビニおにぎり生活4週目突入決定と引き換えなのがアレですが。
やれやれだぜ。

というわけで、転勤先決定からこっちの近況をご報告いたします。

今度の勤め先は、前の勤め先から南へ60kmの、隣の隣町でございました。
ご近所転勤です。
そして、前の勤め先の「新人くん」も、一緒に同じ職場に転勤です。
決まったときは、ショクインシツ大爆笑でした。

引っ越しに際しましては、予定の時刻までに梱包が終わらず、お手伝いにいらしてくださった皆様に多大な迷惑をおかけいたしました。
関係者でここ見てるヒトいない(はず)ですが、ものすごく申し訳ありませんでした。

新しい職場では、新しい部署が待っておりました。

トクベツシエンガッキューのタンニンです。

うわ~、いままでトクベツシエンの担当したことないのにいきなりタンニンかよ~、
と思ったのですが、まあ、年齢的にも経験年数的にも「そういった場合もきっちりその仕事をまっとうする」ことが期待されるオトシゴロです。
幾狭さんはあまりお仕事ができるほうではないので、できたら初年度はフクタンニンをやりながらすこしずつ仕事を覚えて、翌年からタンニン、とかが良かったんですが、新しい職場もそれほど人数の多いところではありませんので(※前任校の倍くらい)、ワガママを言うわけにはいきません。
お引き受けしました。

さてワタクシが新しい職場からうけた連絡の電話は、そのまますぐにワタクシと同じ職場へ向かう新人くんに回されました。
新人くんの新しい部署は

……トクベツシエンガッキューのフクタンニンでした。

新人くんは、この4月からキョーイン生活2年目に入るところです。
トクベツシエンの対象となるセイトと接したことは、まだありません。

新人くんもパニクってましたが、
「同じ部署に、その道についてはドシロートの、赴任したばかりのスタッフが2人」
ということになることを知ったワタクシも、不安倍増です。

そうは言っても、セイトに「センセイこの仕事の担当はじめてだからよくわからない~」などとイイワケするわけにはいきません。
セイトには迷惑をかけないように、元からのこの部署の同僚からしっかり仕事を教えていただかねば、と思い、新しい職場での自己紹介のときには
「トクベツシエンの担当ははじめてなので、いろいろ教えてください。よろしくお願いします。」
と挨拶をしました。

自己紹介が終わった直後、我々と同時にここの職場に転勤してきた同僚のうちの1人が、ワタクシに声をかけてきました。

「幾狭センセー、私もセンセーと同じ立場です! よろしくお願いします!」

えっ?! まさか、トクベツシエン担当4人のうち、3人までが今年度あたらしく転入してきた職員ってこと?!

「私も幾狭センセーと同じで、トクベツシエン担当がはじめてなんです!」

えええっ?! 担当者4人のうち、3人までシロートっ?!

「そうなんですよ、私てっきり、幾狭センセーがトクベツシエンのベテランの方に違いないと思い込んでて、なんで私がコーディネーターなのか不思議に思ってたんです。」

えええええええええええええっ!!!!
はじめてトクベツシエン担当で、いきなりコーディネーター!?
ワシよりさらに重いヒトがいた~っ!!!

その後、コーディネーター(兼タンニン)の彼女が、ワタクシより1歳年上であることが判明しました。
もっとも重い役割分担がワタクシに当たらなかったのは、どうやら紙一重の差だったようです。
いや、ヒラのタンニンでも充分に重いんだけど、ワタクシには。

というわけで、
「同じ部署の4人のうち、その道についてはドシロートの、赴任したばかりのスタッフが3人」
という共通の不安を抱えて意気投合した我々は、なにやればいいかよくわからんけどとりあえず明日にはセイトが来るから、というわけで、キョーシツの設営をしたのでした。

4人のスタッフが3つのトクベツシエンキョーシツの設営をはじめたときには、本来の勤務時間は既に終了しています。
なぜなら、それぞれの所属するガクネンのフツーガッキューのキョーシツ設営の手伝いが終わった後に4人が集まったからです。

先任の1名に話を聞きながら作業をしていた我々は、不審なことに気付きました。
先任の1名が、昨年度のこの部署の仕事について、よくわかっていないことが妙に多いのです。
やがて、彼の話からその原因が判明しました。

「いや、私じつは、前任者が病気で休職したので半年前にここに赴任した臨時職員なんです。」

~~~~~~~~~~~!!!!!!!!

なんなんだこのショクバは~~~~~~~~~!!!!!!!!

(続く)
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