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最初に山口貴由の『シグルイ』を書店で見かけたとき、かなり迷ったのだが結局買わなかった。

山口貴由は『覚悟のすすめ』を読んで以来すごく好きな漫画家だが、彼の絵にというよりも、異様にテンションの高いストーリーとか激しく濃いキャラクターとかヘンな世界観とかに惹かれていたので、原作つきの『シグルイ』には二の足を踏んだのである。

その後、『シグルイ』は原作とはかなり違っていて、登場人物の特異な設定はほとんど山口の脚色であるという話をきき、購入に至った。
読んでみると、『シグルイ』は、原作つきでありながら『覚悟』以上に山口貴由的な世界が展開していて、すっかりハマってしまった。

そうなると、原作の『駿河城御前試合』が『シグルイ』とどう違っているか、というか、山口貴由が原作をどういうふうに料理したのかが知りたくてしょうがないわけなのだが、当時原作の方は絶版になっていた。
噂で「虎眼先生は、原作では六指でもないし、曖昧な状態になってもいないらしい」とか「牛股師範が三重様の婿候補から外されているのは、『自分で素手による去勢をしたから』ではなく、『妻帯者だから』らしい」とかいう話だけは聞こえてきて、気になって気になってしょーがなかったんである。
なんとか『シグルイ』人気で再版されないかなぁ、と、ずっと思っていた。

と、思ってたら、先日、『新装版 駿河城御前試合』を書店で見かけて、もちろんそっこー買いである。
新装版のカバーイラストは、あんのじょう山口貴由だった。

読んでびっくり、あらすじと主な登場人物以外、ほとんど山口貴由のオリジナルじゃないですか。
前髪の美少年・涼之介くんも、ちゅぱ右衛……九郎右衛門も、双子の舟木兄弟も原作に全然出てこなくてびっくりしたよ。
あの「ぬふぅ」なシーンとかは脚色だろうとは思ってたけど、まさかあの双子の存在自体が山口の創作だったとは。
舟木兄弟で原作に出てるのは(シグルイでは「第三子」の設定の)お千加さまだけで、それも豪放な女剣士の面影はみじんもない(ついでに言えば半陰陽らしい描写も全くない)ふつうのお嬢だし。
いやワタクシ、『シグルイ』の中で屈木頑之介を婿候補の末席に加えちゃったことに抗議してお千加さまがお父上の愛馬をブン投げるシーンとか大好きなんですが(馬はかわいそうだけどそれはそれとして)、もちろん『駿河城』の方ではそんなシーンありません。お千加さまはイヤそう~な声でお父上に抗議するだけ。

でも、頑之介がお千加さまの寝所の床下に毎晩忍び込んで気配をうかがっているのは、実は原作どおり。
やっぱり『シグルイ』のなんだかよくわからないけど過剰な山口貴由的何かを構築するもとになっているものは、『駿河城御前試合』の中にしっかり存在しているのである。
さすが山口が「この作品をぜひ自分の手で漫画化したい」と願っただけのことはある。

たとえば、『駿河城御前試合』の中の一編「被虐の受太刀」の主人公・座波間左衛門は、剣豪でありながら「美貌の男女に切りつけられることにより無上の快楽を得る」という因果な性癖の持ち主だったりする。
間左衛門は今のところ『シグルイ』に出てきてはいない。しかし、なんだかものすごく山口貴由的なキャラクターではないかと思う。

『シグルイ』は『シグルイ』で面白い。
『駿河城御前試合』はそれとはまた違った面白さがある。
しかも両者は根底ではなにかが共通している。
そんなふうに思ったのであった。
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「歴史群像」アーカイヴ 2 ミリタリー基礎講座 『戦術入門』
という本を読んでいる。

なんでこんな本を読んでいるかというと、自作小説の主人公を、うっかり「軍事的な天才」とか設定してしまったからである。
なんでそんな設定かというと、若気の至り(設定した当時)です。
今のところ、なんとなくそのへんについてはお茶を濁しているが、こういう本を読んでネタを拾っておけば、そのうちそれらしい描写とかもちらほらできるかなぁ、というわけで。
まあ、自作小説といっても女子中学生が書くライトノベルもどきに毛が生えたくらいなもんなんで(でも毛は生えてるとは思っている。自分では。)、ストーリー上にそれらしいものが出てきたとしてもしょぼいだろうけどさ。たまたまミリタリーマニアが拾い読みしたとしても用語上の誤りでツッコミが入らない程度にはしておきたい。

しかし、いざこの本を読んでみたら、けっこう面白かった。
前から興味はある分野ではあったのでした。

ちょっと前、ほぼ同時期に、司馬遼太郎の『義経』と、宮尾登美子の『義経』を読んだのです。
どっちも好きな作家なんですが、『義経』については、司馬さんのやつの方が宮尾さんのやつより100倍くらい面白かった。
個人の好みの問題だけど、宮尾さんのはどっちかというと恋愛小説寄りで、面白くないわけではないんだけど、ワタクシには物足りなかった。
司馬さんの義経は、彼の戦闘の戦術的な意味についてもわかりやすく書いてあった。
要するに義経は、一騎打ちの戦いが当たり前の時代に集団戦をやり、馬を戦闘時の乗り物というよりは迅速な移動を実現する機動力として使った人らしい。

そっから連想したのが、ローズマリ・サトクリフのケルト・ローマものの物語。
一騎打ちでは無類に強い勇猛なケルトの戦士たちも、ローマ軍の集団戦法の前に敗北する。

その後読んだ『アラビアの夜の種族』にも、当時のイスラム世界で一騎打ちをさせたら最強のマムルークの戦士達が、ナポレオン率いるヨーロッパの軍隊の方陣になすすべも無く蹂躙される描写が出てくる。

そして、こっち方面への興味に決定的に火をつけてくれたのが、やはり司馬さんの『花神』だった。
戊辰戦争で薩長軍を勝利に導いた軍師・大村益次郎が、たいへん魅力的に描かれている。

そんなわけで、この『戦術入門』も興味深く読み進めていたところ、「遅滞行動」という項目で目が釘付けになった箇所があった。
「遅滞」というのは、自軍の兵力はなるべく温存しつつ、敵の戦力をできるだけ減殺しつつ、足止めをくわせて時間をかせぐ戦闘であるらしい。
攻撃してくる敵の前に陣をはり、防御しつつ陣を少しずつ後退させていく。攻撃側は、防御側の陣に出会うと行軍隊形から戦闘隊形に展開し、戦闘の準備を整えるのにけっこうな時間がかかる。だから、敵軍が戦闘隊形のまま前進しつづける感じで後退するのではなく、いったん行軍隊形になってまた展開して、をくりかえすように後退していくものらしい。

で、遅滞行動をするのに都合の良い地形というのが、尾根を何度も越えるような曲がりくねった山道とか、谷川に沿って曲がりくねった道が続くような場所とか、そういうところなのだそうだ。
実例として挙げられていたのが、冷戦時代、もしソ連軍がワッカナイから上陸してきたときに「そこで遅滞行動をとる予定だった土地」。
……ものすごく見慣れた地名が目に飛び込んできた。
我々の住むこの町と隣村の間にある、あのワインディング・ロード。

もしも冷戦が続いていて、例の仮想敵国がほんとに攻め込んできたとしたら、この辺一帯は戦場だったわけですね。
それも、本隊がなにがしか戦闘準備を整えるまでの、時間稼ぎかなんかのための。

そのくだりを読んだ瞬間、それまで「戦争をしかける側」モードで読み進めていた思考が、一気に「戦争に巻き込まれる側」モードに切り替わりって、ぞぞ~っとしましたです……。
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2008.09.24 暗い水曜日
土日に行事があって出勤日だったので、月・水が代休でした。
火曜日は祝日でしたが、ぶかつのたいかいが入りやがりましたので、残念ながら三連休にはならず。
月曜日は行事の疲れで寝倒したので、ある意味病休のようなもんでした。
水曜日の本日こそ、なんとかして休日らしい休日を過ごそうともくろんではいたのです。

まず、このところ行事の準備が忙しくて自転車に乗っていなかったなぁ、と思って、早起きして外に出ました。
雨が降っていました(泣)。断念。

気を取り直して、まずこの肩凝りと腰痛を整体でなんとかしてもらおうと思い、朝一番の特急に乗って最寄の市へ向かいました。
列車に乗ってから、どうせならアサヒカワまで行ってアサヒカワに住んでいたころの行きつけの整体にかかろうと思い直し、検札に来た車掌さんにアサヒカワまでのS切符を出しました。
今ワタクシが住んでいる町の駅は(特急がとまるくせに)無人駅なので、当初は車内で最寄市までの切符を購入するつもりだったのですが、気が変わったので常備しているS切符を使用したわけです。

ところが、最寄市に着く直前に「今日は水曜日だから、アサヒカワの行きつけの整体は休みだ!」ということに気づきました。
……S切符使っちゃったよ。

急遽ふたたび予定どおり最寄市で下車。当初行く予定だった整体まで行ったのです。
……鍵がかかっていました。
おかしい、ここは火曜日から土曜日までやっているはずだ、と思って診療時間の札を見ると、そこには、「水曜日 午前休診」の文字が無常にも。
ウチを出るときはかなり早い時間だったので、電話で確認していなかったのが敗因でした。
しかたないので、診察開始時刻の14時まで最寄市で時間をつぶすことにしました。

とりあえず、数年前から気になっていた歯をみてもらうため、歯医者に行きました。
たしか、シリツビョウインの近くに同僚が通っていたという歯医者があったはず、と、うろおぼえの道をいきつもどりつ探していたら、近くでパトカーがサイレンを鳴らしながら走っていきます。
なんかあったんかなぁ、と思いながら、やっとシリツビョウインの近くまででると、道路が黄色いテープで封鎖されてパトカーが数台とまっていました。
しかたないので、封鎖された地帯を迂回しながら探してたら、なんとか歯医者を見つけることができました。
待合室で本を読んでいたら、地元の人らしきおじいさん二人が、件の封鎖について話していました。
どうやら、傷害事件が発生したようでした。
事件の内容については確認がとれないので、ここに詳細は記しません。

予約してなかったので、けっこう待ってから診療台に乗りました。
上下左右の奥歯と、前歯の歯並びが悪くて重なっているところについて、以前に(サッポロに住んでたころだから何年前じゃ?)治療してもらってからかなりたち、痛みはしないもののけっこう心配だったところを診てもらいました。
すると、
「綺麗に治してあるしょ。大丈夫。」
と言われました。
前歯については
「かなり前の詰め物だからちょっと変色しただけ。虫歯じゃないよ。」
とのことでした。
自分では痛み出す寸前くらいまで悪化しているような気がしていたのですが、杞憂だったようです。

せっかくなので健診と歯石取りをしてもらいました。
歯茎は相変わらず健康でした。
一本だけ初期虫歯っぽいのがあったようなんで、ちょろっとだけ削って詰め物をしてもらいました。
そして、ワタクシにとってはおなじみの歯科衛生士さんのリアクション。
「あれっ?……(しばらく悩んでから同僚を呼び、ワタクシの口の中をさして)ねえ、『3』無いよね?」
思わず自分で
「はい、無いんです。」
と答えたら、衛生士さんはホッとしたようで笑ってました。
はい、無いんです。下の前歯が一本。
隙間がないのでけっこう見過ごされます。そして、発見した歯科衛生士さんはたいていびっくりします。
後で衛生士さんが歯科医さんに確認したところ、無い歯は『3』ではなく『2』だったようです。
ある意味無駄足ではありましたが、とりあえず安心を購入して歯医者を出ました。

その後、日用品を買ったり、昼飯を食ったりして14時になるのを待ち、再び整体へ。
……鍵がかかっていました。
おかしい、と思い、ここにいたってようやく電話で確認したところ、本日は臨時で昼の診療は無し、とのことでした。
泣きながら帰りの列車にのりました。
最寄市で時間を潰しながら夜になるのを待つくらいだったら、町内に最近開業した整体に行った方がいいだろうと判断したのです。
町内の整体さんは、若いのです。真面目だし、一生懸命やってくれるし、経験が浅いわりには上手なんじゃないかとは思うのですが、やっぱり腰痛の治療はベテランの人にやってもらいたいのです。
でも、とにかく肩凝りの治療だけでもやってもらおう、と思い、帰宅したのは夕方。

雨があがっていたので、自転車で1時間くらい散歩しました。

夕焼けの対角線上

去年、大量に鮭が遡上していた川に、またそろそろ鮭が来ているかな、と思って行ってみたのですが、まだちょっと早いようでした。それでも1匹、跳ねているのを発見しました。

その後、近くの温泉(加水・加温・循環式)で一風呂浴びてから整体に行きました。
すると、整体の入り口に札がかかっていました。

「出張中」

……ほんじつは、久しぶりに月のない晴れた夜空で、天の川がたいへんうつくしかったです(泣)。
バックシャン

猫は人語を解するかに出てきた猫は、毎朝律儀に飼い主を起こしに行く。
そして、彼女が「あと5分待って」というと、ちゃんと5分後に起こしに来るそうである。
週に1回くらいのペースで、馬に乗りに出かけていたことがある。

サッポロに住んでいた頃で、行き先はたいてい早来町の「ノーザンホースパーク」。
当時、乗馬クラブに所属しないビジター騎乗でもけっこういいレッスンを受けられる施設の中で一番じぶんちから近いところがノーザンだった。
千歳空港までJRの快速エアポート号か、地下鉄大谷地から出てる高速バスで行って、そこからノーザンホースパーク行きの無料送迎バス。

けっこう無茶な支出だが、当時の仕事はバイトにしては破格にすばらしい給料で、そのころは実家に部屋住みの身(家賃は入れてましたが)のうえ、他に金を使うといったら本くらいなものだったので、そんなゼイタクもできたのである。
いや、現在でもその程度の交通費で往復時間もその程度で済むなら、同じように乗馬に通いつめてると思う。

ノーザンは夏季は基本的に入場料がかかるのだが、予約騎乗の場合はそれが免除される。
通っているうちに送迎バスに入場料の集金にくるおじさんと顔見知りになったのだが、おじさんはワタクシのことを、週末だけ働きに来てるバイトの人だと思っていたそうだ。

で、ここから本題。

ある日、いつものようにノーザンの厩舎に行くと、ワタクシに割り当てられた馬はいっしんに飼い葉を食んでいた。
それでも、ワタクシが馬房の入り口に立って馬の名を呼ぶと、彼は振り向いてくれたので、手にしていた頭絡を振って声をかけた。
「お仕事だよ~。」
すると、馬は食事を中断して歩み寄ってきたばかりか、頭絡の中に頭をつっこんで自ら装着してくれたのである。

閑話。
その馬の名は「将軍」といったので、乗馬後の手入れのとき戯れに「上様、お顔をおふきいたします。」と言いながら顔を拭いたら、そばにいたインストラクターのお姉さんが「では、次はおみあしを……」と続けてくれた。さすが天下のシャダイグループ、と妙なところで感心したものである。
閑話休題。

また別の話。
サクラエイコーオーという競走馬がいた。
デビュー戦の逸走(コーナーを曲がらず直進)で一躍有名になった馬だ。
そんなキジ○シな馬だが、GⅡの弥生賞を逃げ勝っている。
気性難の素質馬で、しかも逃げ馬というのは、実はワタクシの好みのストライクゾーンのそのまたどまんなかである。
追っかけていたらGⅢ七夕賞でおおあなをあけ、ワタクシに万馬券をプレゼントしてくれた。

引退後、新冠か静内あたりの牧場で乗馬になったというので、自転車に乗って彼に会いにいったことがある。
その日はたいそう暑く、エイコーオーは小屋の陰で涼んでいて、牧柵の前で待っているワタクシに近づいてくる気配もないまま、見学時間の終わりを迎えようとしていた。
そこへ颯爽とあらわれたのが担当厩務員の陽気な白人のオニイチャンだった。
エンジンの音も賑やかにトラックで乗りつけた彼は、ワタクシがエイコーオーのファンだと知ると、派手にクラクションを鳴らしてエイコーオーを呼び寄せてくれた。
「サラブレッドは臆病で神経質なので大きな音を出してはいけません」は、どうやらニッポンローカルの話らしい。(でも通常は、このルールを守ってくださいね。)

栄光王 栄光王とツーショット

そのうえ、エイコーオーとワタクシのツーショット写真まで撮ってくれた。
エイコーオーの鼻息を耳元に感じながらシャッターが下りるのを待っていると、厩務員氏は言った。
「エイコーオーは優しいけど、クチはウルサイ(=噛み癖がある)から気をつけてね。」
……先に言ってくれ。

栄光王(ハンサム顔) 栄光王(変顔)

さて、この記事について言えばエイコーオーの話は前フリである。
このあと、担当厩務員氏は、親切にも下の厩舎にどんな馬がいるか教えてくれた。
「サクラ○○オーと、サクラ××オーと、サクラ△△オーと、サクラケイザンオーと、サクラショウリがいるよ!」
サクラケイザンオーですと~!?
ワタクシは彼に礼を述べると、脱兎のごとく厩舎に向かった。
すると、馬房の中で飼い葉を食べていたサクラ○○オーとサクラ××オーとサクラ△△オーとサクラケイザンオーとサクラショウリは、「なにごと?」という感じで一斉に厩舎の窓から顔をだしてワタクシの方を見た。
その中にお目当ての顔を認めたワタクシは、彼の名を呼んだ。
「ケイザンオー!」
すると、他の4頭の馬たちは「ああ、ケイザンオーの客か。」という感じで顔を引っ込めて食事を再開し、ケイザンオーのみが「なんか用?」という感じで窓から顔を出していた。
そこでワタクシはケイザンオーにセントライト記念でローゼンカバリーの2着にきてくれたお礼をいい、当時まだ現役だった彼に「これからもがんばってね」と言って立ち去ったのだが、彼はワタクシの話をずっと聞いていてくれたばかりか、立ち去っていくワタクシが見えなくなるまで馬房の窓から顔を出して、ずっと見送ってくれていたのである。

慶山王 見送り慶山王
こないだの自転車旅行記で力尽き気味なので四国旅行記は省略なんですが、関連して(ないけど)。

ワタクシが住んでるあたりだと、「ほっかいどからしこくまでの飛行機の旅程」よりも、「住んでる町から飛行場のある町までのほっかいど内の移動」の方が時間がかかったりします。
それで、去年も今年も、飛行機に乗る日の前日のうちに、一緒に旅をする同僚のご実家(飛行場のある町にある)に泊めてもらいました。
そのときに、同僚は飼っている猫もワタクシと一緒に車に積んでいって、猫はご実家に預けていくのです。

彼女は去年、出発の朝、あわただしくて愛猫に挨拶していけなかったのでした。
そうしたら、ご実家に帰宅したとき、にゃんこはすっかりツムジを曲げていて、いつもなら彼女が帰ってきたら玄関で出迎えてくれるのにその日は二階から降りてこようともせず、彼女が会いにいくとツンケンしたりシャーっと威嚇したりだったのだそうです。

ご実家のお母さんによると、彼女が出発した日から毎日、常日頃彼女が帰宅するはずの夕刻くらいになると、にゃんこは頻繁に玄関に出て様子をうかがっていたのだそうです。
彼女のお母さんは、
「旅行に出るときは、ちゃんと言ってやらなきゃだめだわ。」とおっしゃっていました。

彼女が、愛猫にさんざん謝ったところ、愛猫はひとくさり彼女に文句を言ったあと、なんとか許してくれたそうです。
(※ワタクシは、そのにゃんこが文句を言うところは何度か目撃しています。猫語なんで具体的な内容はワタクシにはわかりませんが、それが文句であることだけは疑いようもありません。車に乗せられたときなんか、道中たびたび文句を言っています。)

それで、今年は、出かける前に
「幾狭さんと旅行に行ってくるから何日か留守にするよ。でも、何日かたったら、必ず帰ってくるから待っててね。」
と言い聞かせてから出発したのでした。

そのかいあって、今年は旅行から帰ったとき、愛猫はすぐに玄関まで彼女を出迎えに降りてきて、ひとことふたこと文句(←多分「おそかったしょ」くらい)だけ言って、あとは普段どおりに接してくれたのでした。

琴平にゃんこ
※写真と文章は関係ありません。
2008.09.01 忘れてた
夏休み旅行記を、8月のうちにUPしてしまいたかったんで、こっちがお留守になってましたが、
本宅更新してたんでした。

THOROUBRED シリーズ 第4話 「WHERE SIN SORE WOUNDING」 file8 を、UPしてました。


今、趣味の創作への意欲がシゴトに向かってある意味有効に活用されているので、ただでさえ滞りがちなものがたりの進行が、しばらく全く停止状態になるかと。
なんのシゴトかっていうと、がっこうさいえんげきのきゃくほんかきだったりしますが。けっこう楽しいです。
この時期が済んだら、また(ローカルでは)ぼちぼち書き進めて、ときどきUPできるようになると思います。

ではでは、8月31日のほっかいど北部の景色でこの項をしめたいと思います。
2008/08/31 no.1 2008/08/31 no.2 2008/08/31 no.3
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