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2008.08.31 トロッコ 6
最低気温6度をマークした仁宇布の一夜が明け、翌日が帰宅日でした。 ※8月中旬です。
最終日をこの日この場所になるようにしたのは、実はこの日に美深で仕事がらみの用事があったからでした。
そういうわけで、朝のうちに出発しなければなりません。

羊の放牧地

たいへん寒い朝で、ディアプレックスのレインスーツの上を着こんで出発です。
普通は、夏であれば、寒いとはいっても自転車をこいでいるうちに体があったまるのですが、仁宇布から美深までの24kmは全て下りです。いつもの夏場自転車スタイル(半袖シャツにスリークオーターパンツ)では到着する前に凍ります。

ずっと下りとはいえ、さすがに松山湿原の登山口までの道ほどの急傾斜ではないため、ブレーキを握りっぱなしということもなく快適に走れました。

途中、後ろから来た車がクラクションを鳴らしたので、なにごとかと思って振り向くと、この旅の最初に泊まっていたユースホステルのホストファザーさんが車の窓から手を振ってくれてました。トロッコ王国にお客さんを送っていった帰りに、ワタクシの姿を見つけて合図を送ってくれたのでした。
嬉しかったので感謝をこめてここで宣伝しておきます。(しゅっちょうさきがバレますが……)

なよろサンピラーユースホステル
2年前の自転車旅行で利用した際、たいへん感じが良くて再訪を決意したユースです。
朝食は自家製パン。だから、このユースの朝はパンの焼ける匂いで目覚めます。夕食にはワインがつきます。
ユースなので掃除がゆきとどいていて清潔なんですが、建物自体も新しくて小綺麗です。
相部屋に抵抗のない人なら(ワタクシはむしろ相部屋でいろんな人に会えるのは楽しい)、そのへんの安宿よりよっぽど快適に過ごせます。

そうこうしているうちに、美深市街地に到着。1時間ちょっとかかったかなというくらいでしたので、時速20kmで走ってたことになります。ビバ下り坂。

下ってる途中でだんだん気温が上がってきて上着は脱いでいたんですが、国道に出た瞬間、一気に暑くなりました。同じ町内とは思い難い気温差です。山、あなどり難し。

昼ごろ無事に用事を済ませ、あとは一直線に自宅を目指しました。
気持ちよく晴れた自転車日和で、帰路ずっと脳内麻薬ダダ漏れ状態で走行し、たいへん幸せな気分で帰宅することができました。
またしても予定時刻よりはるかに早く到着、という謎を残しつつ。

来年はどこへ行こうかな♪

完。
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2008.08.30 トロッコ 5
松山湿原は、ニホン最北の高層湿原だそうです。
そういうわけで、やることは登山です。
30分程度で頂上なんで、軽登山といったほうがいいでしょうか。

そんなに高く険しい山ではないので、夏場なら運動靴で大丈夫です。どちらかというとトレッキングシューズの方がのぞましく、革靴やサンダルはやめたほうがいいです。
服装は、ほっかいどの中でも特に北の方ということを計算にいれて、自分の居住地とのギャップを考慮に入れればよろしいかと。
パンフレットには「長袖長ズボンで」と書いてありました。虫のことを考えればそれで正解ですが、盛夏に限っていえば暑いかもしれません。
ワタクシは、半袖シャツに長袖のパーカをはおって、暑ければ脱ぐつもりで行きました。
標高が低くてもあなどれないという例として、参考になるかどうか微妙ですが「礼文島あたりでは、平地に高山植物が咲いてます。」ということをお伝えしておきます。

水は絶対持って行くべきですが、携行食は不要かと思われます。
念のためアメとかチョコとか持っていくと安心かな、くらい。
ワタクシは子どもの頃、ごく稀に低血糖で動けなくなることがあったので、習慣で一応カロリーメイトくらいはリュックに入れていきました。まあ、保険です。

サッポロ近郊にお住いの方でしたら、気分的にはモイワ山に登るくらいな感じです。
ただし、モイワ山とくらべると、山頂までの道のりははるかに短く、傾斜はずっと急です。
普通に登山口までの舗装道路を車で行けば、モイワ山で散歩してくらしている方には楽勝。

松山湿原カンバン 秘境松山湿原
 ↑道道と登山口へ向かう道路の分岐点にあるカンバン。三原色フル活用。
 石碑の方の文字は「秘境 びふか松山湿原」

(※道道……北海道以外の都府県だと、県道とか都道とか府道とかいうのだと思います。たぶん道外の方にはわかりにくいと思うので、注を付させていただきます。)

ただ、ワタクシは登山口までのアプローチに自転車という無茶な手段を選択してしまいました。
「行きは苦しいけど帰りラクだよな、きっと」と軽く考えてのことでしたが、いや~~~、のぼるのぼるのぼる。これでもかってくらいのぼる。
あまりキツいところは、自転車を降りて押して歩きました。
単に自転車で移動しているときなら、休み休みでも、押して歩いた方が速くても、意地でペダルをこいで登りますが、「このあと登山だし」と考えてけっこうすぐ降りましたよ。
いや、でも、あのレベルの上りだったら単なる移動中でもやっぱり意地を捨てて押すかなぁ。心臓止まったら、もう自転車旅行もできないからなぁ。

出没注意カンバン1 出没注意カンバン2

当然ですが、このあたりは「熊出没注意」です。
「出没注意」カンバンの熊の絵は、危険度が高い地域になるほど怖く描かれているような気がします。
自転車の熊鈴を盛大に鳴らしながら登山口まで行きました。

途中、前方にシカの親子を発見。
こちらをじ~~~っと見ていたので、おどろかせるかなぁと思って鈴を止めて登っていきましたが、ふと「この間にクマが接近してきたらやだなぁ」と思いなおしてチリ~ンと鳴らしたら、シカの親子は去っていきました。
かなり至近距離でしたが、写真を撮る余裕は無し。

そろそろ心臓が限界かなぁ、という頃になって、登山口に到着。

森林パトロールのおじさんに「自転車じゃキツかったろう。」と声をかけられました。
それから、「いい熊鈴だね。」と、ほめられました。
とどめに職業を言い当てられてしまいました。なぜだ~~~?!

ああ秘境松山湿原 松山湿原 09 登山者ノート

自転車を駐輪して、登山者ノートに名前を記入し、いよいよ登り始めます。
前半は、登山道にウッドチップが敷かれていて、傾斜は急だけど上りやすかったです。

松山湿原 10 松山湿原 11 松山湿原 12

紅葉が始まってる枝や、綺麗な花、なぜかまっくろな蛙などに気をとられつつ登っていると、やがて木道に出ました。

松山湿原 01

さらに登っていくと、木道の傾斜がだんだん平らになって、頂上にたどりつきます。
松山湿原です。

一周1.2kmほどの木道を、景色を眺めながら、ゆっくり散策します。

松山湿原 02 松山湿原 03 松山湿原 04

松山湿原 05 松山湿原 06

頂上を散策している間は曇っていましたが、下山途中から晴れ間が見えました。
午前中、雨の中を無理して登らなくてよかったです。綺麗な景色を見ることができました。
途中ですれ違った人と挨拶をかわしたら、「けっこうキツいですね」と話しかけてきたので、
「う~ん、登山口まで自転車だったんで、登山道自体はそれほど……」と答えたら、
「え~~~~あの道を自転車で!? そりゃたしかに比べればこっちは楽勝だ!!」というリアクションでした。

松山湿原 07 松山湿原 08 松山湿原 13

登山口から再び自転車に乗り、そこから道道までの帰り道は一度もこがずに一気に降りました。
ブレーキを握りっぱなしで手が疲れたのが計算外でしたが、間違いなく爽快でした。

続く。
2008.08.27 トロッコ 4
仁宇布には、宿屋は1軒しかありません。

ファームイントント2 ファームイントント3

羊の農場がやってるファーム・インです。
宿帳書いて、宿の奥さんと会話してたら、何故か職業がバレました。(しゃべり方でバレるらしい。)
そして、
「○○(←ワタクシが住んでる町)の××(←ワタクシの職場)だったら、あの人が行ってませんか? え~と、名前なんだっけ、ほらあの、*カワ*ヨシに似てる人!」
と、こないだウチの職場に転勤してきた、こっちでも「ヒカ*キヨ*に似ている」と言われている同僚の話題になってしまったのでした。
小さい町はコワいです。

その晩はたまたま、近所の人がファーム・インに集まって宴会でした。
宿泊客も参加でした。
楽しかったです。
そして、放牧された羊を眺めながら食すジンギスカンは、最高に美味かったです。

羊乳で作ったというホワイトソースのポテトグラタンも美味かったです。
羊乳自体は、好みが別れるかもしれません。
ノンホモ牛乳に近い味がしたので、宿のご主人(農場の社長さん)に
「これはホモジナイズ(均一化加工)していないものですか?」と聞いたところ
「少しだけホモジナイズしてます。普通の牛乳のように完全にホモジナイズするとまずくなるのです。」
とのことでした。
牛乳も、ホモジナイズしない方がおいしい(とワタクシは思う)ですけどね。

羊乳チーズは、ゴーダの方は美味かったです。
アオカビタイプの方は、ワタクシにとってはちょっとアレでした。
いや普通の牛乳からつくられたブルーチーズもそれほど得意ではないのですが。
珍しいものなので二切れくらい食べたけど、ギブ。
でも、隣の席のお客さんにとっては美味しかったようで
「日本で羊乳のブルーチーズが食べられるなんて!」
と感激して食べていたので残りをあげたら、とても喜ばれました。

この農場の特産品といえば、他に「白樺の樹液」がありますが、飲むの忘れてました。残念。
白樺の樹液でいれたコーヒーは飲みました。コーヒー味でした。

翌朝、せっかくファームインなんで、羊の農場を見学しました。
羊1 羊2

搾乳台の上り口を開けると、羊たちが自ら台に上っていって整列します。
羊3

というのは、搾乳台を前から見るとエサ台になっているからです。
羊4

搾乳を見学してたら、群で1頭だけいる牡羊が、勝手に上り口の柵をあけて搾乳台の通路に侵入。
おこぼれをいただいておりました。じゃっかん得意げな表情です。
(この後、農場の人に彼の侵入をチクったら、追い出されてました。)
羊5

搾乳も体験できました。
例によって自分でやってるとこは写せないので、他のお客さんのものです。
顔が写ってしまったので一応モザイク入れましたが、例によって無断でUPスミマセン。
羊6

搾乳は、難しかったです。
最初の数回は教えてもらったとおりにできるのですが、そのとおりの手の形を維持するのが意外に困難です。
これは搾られる羊の方もかわいそうだ、と思ったので、わりとすぐ農場の方に代わってもらいました。
農場の方が搾ると、あっという間です。
完全に搾りきったあとの乳の萎み具合にびっくりして1枚撮影。
羊7

次は、ジャガイモ畑に移動して芋掘り体験でした。
馬鈴薯の花

一緒に行ったお客さん一家は関西の都会出身とかで、芋掘りははじめてのようでした。
さっき搾乳もやってみてた好奇心旺盛な小学生が、大喜びで収穫していました。

そうこうしているうちに、芋の葉陰の地面の上に、大きなお客様の落し物発見。
あまり知らせない方がいいかな、と思ってそのまま作業を続けていたら、農場の社長さんが同じものを発見して声をあげました。
社長さん「これ、何のフンだと思います?」
そう訊かれると、身にしみついた優等生根性(←ツッコミはご容赦ください)で、答えずにはいられません。
ワタクシ「クマだと思います。」
社長さん「やっぱりそう思いますか? 下痢のシカの可能性もないかなぁと思ったんですが。」
ワタクシ「多分シカではないと思います。」
関西パパ「シカのは、こういう形ではないですよね。」
社長さん「こっちに足跡もありますよ。」

……ビンゴでした。

ワタクシ「……クマですね。」
関西パパ「そうなんですか?」
ワタクシ「シカだと先の割れた蹄で、キツネなどは爪先立っているんですが、クマはてのひら全体を地面につけて歩いているんです。それで、こういう足跡になります。」
ナルホドナルホドと聞いてくださる方がいらっしゃったので、よろこんで解説してしまいました。(職業病)
社長さん「フンや足跡からすると、あまり大きいクマではないですね。若いクマでしょう。」
ワタクシ「コグマかもしれませんね。……ってことは、もしかすると近くに母グマが……」
ぞぞぞ~~~~~~っ

さすがに社長さんも、畑のまんなかでクマの落し物を発見したのははじめてだそうです……。

体験のラストは、羊毛製品の工房の見学です。
フェルトをつくったり、毛糸をつくったり、毛織物をつくったりしているそうです。
つむぎ車 織機

紡ぎ車があったので、どういう仕組みなのか質問したら、体験させてくれました。
ものすごく難しかったです。
羊毛が、糸にならずにダンゴになってしまいました。
羊毛によりをかける強さと、できた糸を巻き取る力の調節が難しいようです。
毛糸はできなかったけど、仕組みはわかったので満足です。

充実した朝を過ごした後、松山湿原をめざすはずだったのですが、雨が降ってきたので休憩。
午前中いっぱい、窓から白樺林の見える部屋で持参の本を読んで、ゆっくり過ごしました。

次号、松山湿原編です。

続く。
2008.08.23 トロッコ 3
この日は、走行距離と峠越えのことを考えると、15時過ぎくらいに目的地に着くかなぁ、と予想していたのですが、到着したら12時過ぎでした。
謎です。
よほど下りの「やっほ~」でスピードがついたのでしょうか。
まあいいや。

目的地は美深町仁宇布。
美深の、さらに山奥です。
早く着いたので、翌日に行こうと予定していた今回の旅のメイン・『トロッコ王国』に行ってしまいます。

トロッコ1 トロッコ3

かつて美深市街と仁宇布の間には、鉄道が存在しました。
旧国鉄・美幸線です。
たしか「日本一の」赤字ローカル線だったように記憶しております。

廃止後しばらくたって、美幸線の一部を利用して作られた体験観光施設が『トロッコ王国』です。
往復10kmのほんものの線路の上を、エンジンつきのトロッコで走る、というものです。
線路の上なのでハンドルはありませんが、エンジンのON/OFF、アクセルとブレーキの操作、それに折り返し地点での回転(手動)は、自分で行います。
最高速度は時速40kmくらい。
鉄橋とカーブではスピードを落とすことになっていますが、それ以外はアクセルをぎりぎりまで踏み込んでも安全な速度です。
おひとり様でも乗れるし、30人乗りの車両もあります。
(ただし、2人以上だと大人1名1200円の料金が、1人での利用だと1500円になります。)
紹介すべきは、こんなもんかな?
あ、冬季は営業しておりません。雪に埋もれます。
確か、ゴールデンウィークから10月くらいまでじゃなかったかな。
えーと、たしかトロッコ王国のHPがあったぞ。→ココ

平日ということもあり、ちょうどすいている時間帯でもあり、このときの客はワタクシの他にちっちゃい子どもをつれた若夫婦一組いるだけでした。休日は盛況で、かなり待つことになるらしいです。
直前に出発したお客さんたちがちょうど帰ってくるタイミングだったので、我々の待ち時間は5分。
なんか、ものすごくツいています。

その間にホームやらトロッコやらを撮影。

トロッコ2
ここの地名、まわりの人みんな「にゅっぷ」って言ってるからそういう地名なんだと思ってたら、ほんとは「にうぷ」でした。

トロッコ車両
このあとワタクシが乗った車両。4人乗りでした。
4人乗ったら1人あたり1200円で、1台で4800円。1人だと1台で1500円。
単独で乗るときの料金が300円高いのはワタクシの感覚では当然だと思ってたんですが、受付の人と雑談してたら、そこにクレームつけるお客さんもいるって言ってました。けっこうびっくり。

すぐに集合がかかり、一時停止の位置やトロッコの操作についてざっと説明を受けたあと、さっそく出発です。

トロッコ4 鉄橋 白樺林

白樺の林を抜けたり、鉄橋を渡ったり、踏み切りに注意したり。
景色もよいし、適度にスリリングです。
線路の上を走る振動や、じかに風を受ける感触が、たいへん爽快です。

回転3 回転1 回転2

折り返し地点です。自分で車体を回してるときは写真が撮れないので、ご家族連れの方がやってるところ。
ちょうどよく(失礼)首から上が画面の外だし、係の方も後ろ姿だからUPしても差し支えないかな。無断でスミマセン。

往路は、ワタクシが先頭、子連れの若夫婦は後ろだったので、思い切りスピードが出せました。
復路は、走る順番が逆になります。ゆっくり走る「こどもがのっています」車両が先を走り、ワタクシの後ろからは誰も来ないので、気兼ねなく停止したりスピードを落としたりして写真を撮ることができました。

トロッコ5

たっぷり楽しんだ後、(途中で山羊に会ったりしつつ、)本日の宿へ向かいます。

山羊 ファームイントント

続く。
2008.08.19 トロッコ 2
海岸をしばらく走ってから内陸へ向かったのですが、向かい始めてしばらく下り坂で、なんだよなんだよ目的地が山の上なのになんで下るんだよ後がこわいよ~、でした。
まあ、アップダウンまったくなしの均等な上り坂だったらよけい苦しいですが。
案の定、この日の峠越えは非常にきつかったです。

死ぬ~~~、と思いながら一つ目の峠を登りきって、気分よく下りに入りました。

坂1

やっほ~、って感じで下ってて、だんだん不安になります。
もう一つ峠越えなきゃなんないのに、なんでこんなに景気よく下るんだよ……。
そして、予想通り二つ目の峠も、死ぬ~~~~~~、と思いながら登ったのでした。

坂2 峠の空

峠のぼってるときはいつも、なんで好き好んでこんなアホなことしてるんだろう、と思うんですが、てっぺんにたどりついて空を見た瞬間に忘れます。
下りは爽快ですが、たとえば車で峠のてっぺんまで連れてってもらって下りだけ自転車に乗ったとしても、たぶんここまで爽快ではないだろうと思います。

続く。
2008.08.17 トロッコ 1
ふと気づくと、半月以上更新してませんでした。おひさしぶりです。
本宅の方も、「来週までは順調に更新予定」宣言をしてたにもかかわらず、1ヶ月放置です。おおうそつきです。
その間、なにやってたかというと、ちょろっと帰省したり、出張したり、自転車旅行したり、その間にたまった仕事を片付けたり、四国に行ったり、またたまった仕事をどうにかしたりしてました。

とりあえず、自転車旅行の話など。

蕎麦畑

これがですね、前半は出張なんです。
自転車だと一日に走れる距離が(ワタクシの場合だと)かなりがんばってもせいぜい180kmくらいなんで、できたら1週間くらいのまとまったお休みをとりたいのですが、なかなかそうはいきません。
今回も、ぜつみょうなタイミングで出張が入りました。まあ、ぜいたくを言っているとヨノナカのおおかたの企業におつとめの方に石を投げられてしまいますが。

そこで、出張先まで自転車で行ってしまい、その地のユースホステルに滞在して、仕事が済み次第休暇開始で自転車旅行スタート、というハタから見るとアホとしか思えない方法で走行距離をかせいだのでした。

住んでいるところも出張先も内陸ですので、仕事が終わり次第まずめざしたのは海です。
一応、途中に峠があったんですが、楽勝。
この道でいちばんの起伏は、廃止になった線路があったところの上を通っている(今となってはなんの意味もない)跨線橋ではないかというくらい楽な道のりでした。
というのも、お察しのとおり、内陸から海岸へ向かう道はほとんど下り坂だからです。
楽勝のあまり、帰り道の不安がアタマをよぎります。
海岸から内陸へ戻るときは違うルートを通るのですが、どうルートを変えようと、ほとんどが上りになるという現実は変えようがありません。
芥川龍之介の『トロッコ』の主人公が、上り坂でトロッコを押しながら「いま上りが多ければ帰り道は下りが多くなる」と考えたことの、ちょうど逆だなぁ、と思いながら走っていました。

道 花畑

白い花2 牧場と海

Clippy

途中、某ローカルな信金のキャラクターがなかなかシュールだったので撮ったりとかしつつ、その日は余裕残りで目的地に着き、宿の周辺をサイクリングしたりして過ごしました。

オホーツク海1 オホーツク海2

オホーツクの海の幸や温泉を堪能し、用意してあった浴衣の帯が青と白の縞で細いやつだったのを何の疑問も無く着てたら他の女性客の帯は赤くて太いやつだったことに軽いショックをうけつつも、大きな窓から海のみえる宿にも(おおむね)満足です。

ただ、この地は「海からの日の出」がウリなんですが、なにしろ緯度が高いので夏の日の出はものすごく早いのです。
「明日の日の出」が4時20分頃である旨の掲示を見て、これは見られないだろうな、と思いつつ、念のためカーテン全開で寝ました。
案の定、目が覚めたのは5時過ぎで、すっかり日が高くなっていたのでした。

続く。
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