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2日目は交通の便の良くないあたりをまわるため、レンタカーを借りました。

運転は、当然コーディネーター嬢です。
ワタクシは方向音痴というか空間把握が苦手で、地図上の現在地の確認が遅いのにナビです。

さらに、自転車野郎の幾狭さんにとってじゃは「道」でも、コーディネーター嬢には道と認識できない細い通りがけっこうあり、

幾狭「次の道を左に。それそれその道。そこの道だよ。あ~通り過ぎた。」
コ嬢「?? 今、道あった?」

……となること数度。
前途多難。

まずは函館市縄文文化交流センター
「道の駅 縄文ロマン 南かやべ」と併設されています。
こんな素敵なところです。

函館市縄文文化交流センター01 函館市縄文文化交流センター03 函館市縄文文化交流センター02

函館市縄文文化交流センター04 函館市縄文文化交流センター05 函館市縄文文化交流センター06

ピカピカの建物で、トイレも綺麗で快適でした。
トイレ用擬音発生装置の音響がジェット音のように巨大だったのが楽しかったです。
座ったまま便器ごと射出座席みたいに飛んでくんじゃねーのかという錯覚に陥りました。

受付で、体験メニューの「ミニ縄文土器作り」について問い合わせました。
粘土で形成したあと、持ち帰って乾燥させ、オーブンで焼いて完成なのですが、
道中荷物になりますので、できれば郵送してしまいたい。
しかし、生乾きの状態で郵送に耐えるのか、壊れないかが心配だったわけです。
この問い合わせでなかなか意思の疎通がはかれず、じりじりしました。
我々の質問を受付の人が館内電話で体験メニューの担当者に尋ねるのですが、

コ嬢「作った土器を郵送することは可能でしょうか?」

受付嬢「少々お待ちください(館内電話)作った土器を郵送するサービスはありますか?」

我々(……そっちに郵送してくれとか一言も言ってないんですが。)

受付嬢「そうですか、わかりました。」チン

我々(ああ~切っちまいやがった……)

受付嬢「そういったサービスはやっていないそうです。」

コ嬢「いえあの、郵送はこちらでするんですが、割れたり変形したりして郵送できないかどうかが知りたいんですが。」

幾狭「今日明日で緩衝材を使えばなんとか郵送できる程度には乾燥が進んでるのか、生乾きで無理なのかが。」

受付嬢「少々お待ちください(館内電話)……以下略……」

受付嬢「お待たせしました。なんとも言えないそうです。」

……絶対的な保証を求めているわけではないのでだいたいでいいんですが。

とりあえず大きさの見本を見せていただき、
この大きさなら持ち帰れそう、と思ったワタクシはミニ縄文土器の、
コーディネーター嬢は縄文アクセサリーづくりの体験をすることにしました。

見本の縄文土器を見て、晩期のものを作ることにしましたが、
底から胴に向かって膨らみがあって、口のところでいったんすぼまってからまた開く……という形状は難しく、
かぎりなく寸詰まりかつ寸胴に近いブツができあがりました。
縄目を転がしたり竹串的なもので引っ掻いたりして文様を描くのはなかなか楽しかったです。
写真撮っとけばよかったんですが、粘土をこねた手でスマホの操作はちょっとやりたくなかったので画像は残っていません。

隣の席で、コーディネーター嬢は滑石とヤスリを手に悪戦苦闘。

幾狭「よりによって、嬢に一番向いてないヤツ選んじゃってねぇ?」

コ嬢「そのとおりだよ、悪かったねww」

というやりとりにインストラクターさんも苦笑ぎみ。
ついに最終兵器のノコギリを持ち出して、インストラクターさんが端を切り落とすという展開になりましたが、
そのあとはよく磨いて、最終的にアクセサリーの形を成すにいたりました。


という体験メニューはじつはオマケで、目的は国宝「中空土偶」をはじめとする展示品です。
数はそれほど多くない印象でしたが、展示の仕方がなかなかスタイリッシュです。

函館市縄文文化交流センター07 函館市縄文文化交流センター09 函館市縄文文化交流センター08

函館市縄文文化交流センター11 函館市縄文文化交流センター14 函館市縄文文化交流センター13

函館市縄文文化交流センター12 函館市縄文文化交流センター10 函館市縄文文化交流センター16

函館市縄文文化交流センター17 函館市縄文文化交流センター15 

漆についての展示

函館市縄文文化交流センター18 函館市縄文文化交流センター19 函館市縄文文化交流センター20

函館市縄文文化交流センター21 函館市縄文文化交流センター22

アスファルトについての展示

函館市縄文文化交流センター23 函館市縄文文化交流センター24

ヒスイについての展示

函館市縄文文化交流センター25 函館市縄文文化交流センター26 函館市縄文文化交流センター27

足形付土版の説明がなかなか興味深かったです。

函館市縄文文化交流センター28 函館市縄文文化交流センター29 函館市縄文文化交流センター34


函館市縄文文化交流センター30 函館市縄文文化交流センター31 函館市縄文文化交流センター32 函館市縄文文化交流センター33

そして大本命

函館市縄文文化交流センター35

国宝・中空土偶です。

函館市縄文文化交流センター 函館市縄文文化交流センター 函館市縄文文化交流センター 函館市縄文文化交流センター 函館市縄文文化交流センター

いちおう受付で「フラッシュさえたかなければ展示品の撮影OK」とは聞いていましたが、
これを撮るときは念のため近くのスタッフの方にもういちど確認してしまいました。

函館市縄文文化交流センター41

函館市縄文文化交流センター43 函館市縄文文化交流センター42 函館市縄文文化交流センター44

土偶は故意に破壊されていることが多いという話は聞いたことがありましたが、こちらの中空土偶は都合のよい割れ方になるよう、内面から調整されていたとの解説にはちょっとおどろきました。

あと、土偶は女性型がほとんどで男性型は非常~~~~~~に稀なんだけど、
この土偶はあまり女性っぽくないなぁ、
と思ってたら、どっかの解説に「中性的」って書いてあったような気がするのですが、
その解説がフォルダのどこを探しても画像として残ってなかったので、もしかすると気のせいだったかもしれません。


縄文文化交流センターを見た後は、おとなりの鹿部町の道の駅・しかべ間歇泉公園で昼食です。

しかべ間欠泉公園02

駐車場から見える景色

しかべ間欠泉公園03 しかべ間欠泉公園04

駐車場に鎮座ましましていた恵比寿さん


注文カウンターに行くと、食堂のスタッフはコーディネーター嬢とワタクシを見て、前に並んでいるコーディネータ嬢から話しかけました。

スタ「いらっしゃいませ、おひとりですか?」

コ嬢「はい」

スタ「ご注文は?」

コ嬢「たらこ御膳1つ。」

(厨房の方の会話)「たらこ御膳ある?」「あと1つ。」…………

その後、なにやら不吉な会話を小耳に挟みながら次に並んでいたワタクシはしばらく放置。

放置。

放置。

…………。





幾狭「……すみません、注文いいですか?」

スタ「はいどうぞ。」

幾狭「たらこ御膳1つ。」

スタ(厨房の方に向かって)「たらこ御膳ある?」「あと1つだけ」

スタ「すみません、あと1つしかないですが、いいですか?」

幾狭「はい。」

次客「たらこ御膳2つください。」

スタ「すみません、売り切れました。」


滑り込みセーフのラストワン、たいへんおいしゅうございました。

しかべ間欠泉公園01

賞味しつつ、コーディネーター嬢に、さきほどのやや釈然としないやりとりをご報告申し上げたところ、

「うん、お客さんいっぱいいてテンパってたんでない?」

とのお言葉。

たしかにお店の紹介文を見ると「漁協女性部の名物かあさんたちが」とか「あったかい味わい」とか、そういう系のワードが並んでいましたので、エクスキューズ済みってことで。

また食いたいです、たらこ御膳。

昼食の後は、間欠泉です。

間欠泉までの通路に「間欠泉のしくみ」についての説明がありましたが、通路のあまりの暑さに我々はスタスタ歩いてスルー。
……の後に、コーディネーター嬢が質問。

「それで、結局どういう仕組みになってるの、間欠泉?」

…………なんでもワタクシに質問すればわかるものと思ってらっしゃいます。

それでその場でスマホで調べて解説するワタクシもワタクシなんですが。

結論「いくつか説があるが、決定版ではない。」

しかべ間欠泉公園05

こちら、間欠泉を利用した足湯。
足湯に浸かりながら間欠泉を鑑賞することができてなかなか良いです。

しかべ間欠泉公園06

間欠泉通常時。

しかべ間欠泉公園07

間欠泉噴出時。だいたい10分くらいに1度噴出します。

こちらは動画。



個人的には、ワタクシがはじめてyoutubeに投稿した記念すべき動画がこれになります。


ここまでがだいたい昼くらいまでの出来事ということで、この日がまだまだ続くとこはお察しいただけると思うのですが、
そろそろ体力の限界がきましたので、前編・後編に分けたいと思います。

ではでは前編ここまで。
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同僚のコーディネーター嬢とは、実家がサッポロという共通項があり、ときどき帰省先からの旅行をご一緒いたします。

この夏は、「道南縄文遺跡巡りと北海道新幹線の旅」というパッケージツアーに二人で申し込んだところ、二人とも落選しました。
というわけで、個人旅行で2泊3日 湯の川温泉にいってまいりました。

集合は、いつもどおりクールに各自指定席に向かい、そこで落ち合うかたち。
特急スーパー北斗は、車内販売が残っている数少ない列車ですが、たぶん昼の弁当は売り切れだよなぁ、という予想を裏切らずに売り切れでしたので、「ほろ酔いセット」を頼んで、ワタクシがビールを飲みつつ二人でつまみのカールレイモンミニサラミやらチーズ鱈やらで空腹をなんとかします。幾狭さん、昼間から酔っ払いモードです。

おやつの時間頃に、ハコダテに到着。

函館駅1 函館駅2

函館駅3 函館駅4
ほっかいど新幹線で東北が近くなったことをアピールする目的か、函館駅構内にねぶた飾ってありました。

バス待ちの間に昼飯を、と思ったんだけど、すぐにバスが来て湯の川温泉に向かいます。
チェックインして、宿の「ロシア風喫茶&バー」だかで昼飯を、と思ったんだけど、休業日でした。
宿の部屋についてるお茶うけの、虫歯に挟まって終わる量の甘味で昼食を済ませ、最初の目的地・湯倉神社に向かいました。

湯倉神社は湯の川電停のすぐ近く、宿から15分から20分くらい歩いたところにあります。

湯倉神社01 湯倉神社02 湯倉神社03
御祭神は、オオナムチノカミ(オオクニヌシノミコト・七福神の大黒天)、スクナヒコナノカミ(オオナムチの相棒のちっちゃくて賢い神様)、ウケモチノカミ(穀物の神様)です。

湯倉神社04 湯倉神社05
けっこう石段昇ります。

湯倉神社10 湯倉神社11
手水の亀。

湯倉神社08 湯倉神社09

お参りをした後、コーディネーター嬢はコレクションしてる御朱印をいただきに社務所へ、その間ワタクシはコレクションしてる狛犬さんその他の写真を撮りまくります。

湯倉神社06 湯倉神社07 湯倉神社12 湯倉神社13


湯倉神社14 湯倉神社15
神輿殿。お神輿と大黒天の木像の前に、縁起物の小槌がありました。

湯倉神社16 湯倉神社17 湯倉神社18
オオナムチ=オオクニヌシといえば『因幡の白兎』ですので、「神兎(と書いて"なでうさぎ"と読むらしい)」がいました。真新しいなぁ、と思ったら、一昨年できたもののようです。角度によって印象が違うんで何枚も撮りまくっていっぱいいるように見えますが、いるのは一匹です。
ちなみにワタクシはオオナムチと言われると優しいオオクニヌシノミコトよりはまず諸星大二郎『暗黒神話』のオオナムチをイメージしてしまいます。

湯倉神社19 湯倉神社20
ウケモチノカミを祀る稲荷社。おいなりさんは赤い鳥居がいっぱいあって派手なので好きです。

湯倉神社21
函館らしい「イカすおみくじ」。釣竿で釣るらしいです。

湯倉神社22 湯倉神社23 湯倉神社25 湯倉神社26 湯倉神社27 湯倉神社28
奥の方に日吉神社があり、裏手にもいろんな狛犬がいて楽しいです。右端の一対はスフィンクスっぽいw

湯倉神社29 湯倉神社30 湯倉神社24

石灯籠もたいへん立派なものでした。

以前、釧路に行ったときもそうでしたが、浜の近く、漁師町の神社は細工も洗練された豪華なつくりのものが多いように感じます。
「板子一枚下は地獄」人の力ではいかんともしがたい自然を相手にする命懸けの職業という性質と、大きな経済力をもつ網元の存在が影響しているのかなぁと思いました。

コーディネーター嬢も目的の御朱印をGETし、ワタクシも狛犬や鳥居などをたっぷり堪能して、宿で夕食をとった後、バスで駅方面に向かい、港まつりを見物しました。

港まつりは大がかりな割に、観光客受けというよりは地元の方が楽しむ雰囲気でした。
犬連れで来てる方がけっこう多く、犬嫌いのコーディネーター嬢びびりまくり。

港まつりのチラシを見て

「イカおどりってなに?」

と質問するコーディネーター嬢(※彼女はわかんないことはとりあえずワタクシに聞けば解決すると思っている)に、20年前に函館に来たとき(※当時は夜行快速「ミッドナイト」があって無駄なく観光できましたなぁ。)耳にした「イカおどり」の歌を歌って聞かせたのですが、
往来に出るとたくさんのグループがそれぞれ音楽を流して踊りながら行進していて、その中から伝統の「イカおどり」のメロディを聴きわけるのは難しかったです。
とくに「よさこいソーラン」は猖獗をきわめていました。

しかしそのうち、なんか懐かしの「電線音頭」が流れてるなぁと思ってたらまさにそのリズムが「イカおどり」と同じで、よく聴いているとそのリズムに乗って「イカおどり」の歌がかすかに聴こえてきました。

「聞こえた聞こえた、これだよイカおどり。ほら、

♪いっかおっどりっ いっかおっどりっ いっかいっかいっかいっか いっかおっどり♪ 

って言ってる。」

と、コーディネーター嬢に伝えましたが、むしろ鋭すぎるコーディネーター嬢の耳は他の様々な音も拾ってしまい、

「えっ? どれ? どれ?」

と、なかなか目的の曲を聞きわけることができません。

それでもしばらく集中して聞いているうちに、

「あっ、ほんとだ! イカイカ言ってる!!」

と、ついにコーディネーター嬢にも聴こえてきました。

♪ いっかおっどりっ いっかおっどりっ いっかさっし しっおかっら いっかそーめん
♪ いっかいっかいっかいっか いっかおっどり

……これがまた、一度聞こえ始めると脳内エンドレス再生される曲でして、
なんとなくイカおどりのリズムの足取りで帰路についたのでした。

長時間特急移動、神社参詣、祭り見物……と、けっこうなハードデイズナイトで、この日は温泉に入る気力もないなぁ……と思っていたんですが、なぜか入れてしまい、ワタクシにいたっては露天風呂もしっかり堪能してしまいました。

湯の川温泉あなどりがたし。
8月15日(金)は、本来的にはこの旅行の最終日でした。
なぜなら、16日(土)に出張仕事が入っているから、15日には帰宅せねばならんかなぁ、と思ったわけです。

ところが、出張先は住んでる町の隣の最寄市(仮名)のユースホステルから徒歩5分、自転車2分です。
んでもって、この旅行の最終行程の途上に、その出張先があるという。

ですから、15日に帰宅して16日にあらためて出張先に向かうより、
15日はユースホステルに泊まっちゃって、16日はそこから直接出張先に行った方が効率よろしいじゃありませんか。

なんという頭の良さだ!(by 北杜夫)

というわけで、この日は60kmばかり走って最寄市(仮名)にあるコギレイでゴハンのおいしいユースホステルをめざします。

楽勝な日程ですので、ファームインでゆっくり朝食をとります。
スタンダードな洋食でしたが、パンにつけるスプレッド各種とか牛乳とかが当然自社製品でして、
これがまた、なまらうまかった!
この牛乳とチーズとミルクジャムを是が非でも購入せねば、
と思い、チェックアウト後すぐにこの農場が経営してる店(宿の真向かい)に行きました。

店に入りましたら、売り子のおばさま(初対面)が、

「あらっ! もしかして昨日ファームインに泊まられた、自転車で○×町からいらしたセンセイですかっ?!」

大音声で歓迎してくださりました。っていうか、職業まで伝わってますか……orz

ワタクシ「いえあの、○×町ではなく……」
おばさま「あら、ごめんなさい。○△町でしたわね!」
ワタクシ「いえあの、○□町です……」
おばさま「まあまあ、ごめんなさいね。わたし本州某県から来たもので、ほっかいどの地理に疎くて!」
ワタクシ「いえあの、○×町と○△町と○□町は、はえぬきのほっかいど民でもよく混乱しますので。」
おばさま「そうですわよね! それとごめんなさいわたし、○□町からいらしたセンセイとは聞いてたんですけど自転車でいらしたっていうからすっかり男性のセンセイだと思ってましたの!」
ワタクシ「はあ、よく間違われます。昨日は道の駅の女子トイレで手を洗ってたら、入ってこようとした小学生の女の子たちが私の姿見た瞬間回れ右して、走ってお母さんを呼びに行っちゃいました。」
おばさま「いえいえ、お顔みたら女性ってわかりますわ! でも、性別は聞いてなくて自転車でいらしたってお話だけうかがって、わたしすっかり男性って思い込んでしまいまして!」
ワタクシ「はあ、そうでしたか。」(※顔っていうか、Tシャツ着用時は正面からだと巨乳が目立つので、たまにしか性別間違われない。)
おばさま「いや~、すばらしいわ! 女性でこんな長距離を自転車で!」

……営業トークとかの範囲を超えて、たいへんお話好きで元気で楽しくて声の大きな売り子さんでした。
こんな調子だったので、10:35にファームインの門を出てから何分くらい直営店にいたかちょっとわかりかねますが、
無事にうまい牛乳とラクレット用のチーズと何枚でもパンを食えそうなミルクジャムなどを郵送してもらう手配をすませまして、出発いたしました。

山の中ですが、道は比較的平坦です。
12:20、西興部の道の駅に到着しまして、昼食は……

20140815_01西興部道の駅 鹿肉カレー
鹿肉カレー。
なかなかうまかったです。

ここの道の駅には、木製の人形たちのオーケストラが演奏会をする(ように見える)でかいからくりオルゴールがあります。

20140815_03西興部道の駅 オルゴール2 20140815_05西興部道の駅 オルゴール4

昼食の前と後にそれぞれタイミングよく演奏を聴くことができたのですが、2回目に見たら下の方に仕掛が見えるように窓がきってありました。面白かったです。
30分に1回だったかな? オルゴールの演奏があって、毎回違う曲を演奏してました。
この日は走行距離が短くてだらだらしても差し支えありませんので、3回目の演奏も聴いてしまいました。
13:50、西興部の道の駅発。

20140815_06国道239_1
山道。

20140815_07国道239_2 
14:35 天北峠。

20140815_08国道239_3
15:00、山の中の郵便局に着きました。
路銀が心細くなってきてましたのでATMでお金を引き出してましたら、局員さんに冷たい麦茶をすすめられました。
とても親切です。

20140815_09下川
15:50、ちょっと街に入ったので、カフェで休憩しました。
ほんとにもう、今日はだらだらしてます。

こちらは、無農薬とか無添加とかそっち方面にこだわってる農場が経営してるパン屋さん兼カフェでした。
ワタクシはどっちかというと無農薬とか無添加とかの選択肢があればそっちを選ぶ程度には意識してますが、
実はそれと味とは必ずしも関係があるわけではないだろうとも思っております。
でもとりあえず、ここのケーキはうまかったです。

16:30、カフェ発。
小さな町の市街地はすぐに終わり、このあとはまたしばらく山の中です。

最寄市(仮名)に入ると、今度は畑や田んぼが多くなります。

20140815_10最寄
17:20、ユースまであと10km弱あたりの地点。
もうすぐ宿に着いちゃって、翌日はその宿からすぐのとこで出張仕事して、終わったら帰宅……とか思うと、なんかぐずぐずしてしまいます。

18:05、ユースホステル着。
自転車置き場に愛車を置きに行ったら、
「本日、自転車12台です。なるべくつめてとめてくださいね。」
との貼り紙と、ずらっと並んだ11台の自転車に「うををっ?!」と、びっくりいたしました。

チェックインのときにホストファザーさんから
「今日のお客様は全員女性ですので、トイレや洗面所等は男性用も使ってくださってかまいません。」
と、うかがいました。
11台の自転車の主も、全て女性ってことになります。
女性自転車旅行者ってことで、ここまでの旅程で常に珍しがられてましたが、いるとこにはいるもんですなぁ。

居間に入りましたら、予想はしてたけど若い女性ばかり。
大学のサークルらしく、礼儀正しくアイサツしてくれます。
……ババァで単独の自転車旅行者はさすがにワタクシだけでした。

夕食のときは、その女の子たちが先に来て手分けしてごはんよそったりお茶を配ったりしていたので、終わるのを待ってましたら、なんかワタクシの分までごはんと味噌汁をよそって持ってきてくれました。さすが体育会系サークル。

20140815_11ユースホステル夕食
晩ごはん。
しつこいようですが、ここのユースホステルはコギレイでゴハンがおいしいのでリピーターついてるとこです。
この写真のビールは別料金で注文したものですが、ワインは最初からついてます(もちろん大人のみ)。

耳に入ってくる周囲の会話から察するに、自転車の方々は11人で1団体というわけではなく、2つの団体がたまたま同宿になったようでした。
彼女らとしては、単独で来てるババァ……もとい年配の自転車旅行者に関心がなくもない感じはなんとなくありましたが、学生団体どうしの交流で忙しくて異世代にまでは手が回らないようでした。
ワタクシも、同室になった社会人の若い女性客とけっこう楽しくしゃべっていたので、興味はあったけど学生さんたちとまではあまり会話できませんでした。

その後、ワタクシが近所の温泉までホストファザーさんに送迎してもらってる間に、早朝の出発を控えた女子大生さんたちは早めに休んだようでして、なにがしかお話する機会はありませんでした。ちょっと残念。
なんとなく関心ありげにこちらをちらちら見てる子も何人かいましたので(たぶん気のせいではないと思う)、お互い連泊だったらなんか会話のきっかけもつかめたかもしれません。

その分居間に他にお客さんがいなかったんで、風呂上りのビールを飲みながらホストファザーさんとしみじみお話ししました。
久しぶりにゆっくりお話できて楽しかったです。

8月16日(土)、いつものようにホームベーカリーでパンが焼ける芳香で目覚めました。
どうやら、朝食をとるのはワタクシ1人のようです。
自転車の団体さんは既に身支度をととのえて、もう出発の気配。
宿の人だけでなくてワタクシにもアイサツしていきます。礼儀正しいです。

出張先まで至近距離ですので、朝ゆっくり非日常との別れに名残を惜しみつつ仕事に行きました。
この日の仕事は昼までです。
預けてた荷物をユースに取りに行って、ホストマザーさんに見送ってもらって帰路に着きました。

20140816_1日清
しかし、わざわざ遠くまで出かけなくても、ユースから自宅の間の道もこんな感じだったりします。

20140816_2天塩川
近所の川。もうすこしで自宅。

13:30、帰宅。
さっそく、両隣のおじいちゃん・おばあちゃんちのうちに礼文島のおみやげのイカ飯と昆布煎餅を持っていきました。
そしたら、左隣のおじいちゃんとおばあちゃんがお庭のトマトをたくさん、右隣のおばあちゃんが自家製ナスビの丸漬けと地元産のメロンを、お返しにくれました。

旅が終わっちゃうのは名残惜しいですが、帰宅してもなんか幸せが待ってるって、もしかしてすげーかもです。

季節はずれもいいとこの長い長い旅行記、おつきあいくださってありがとうございました。

来年はどこへ行こうかなぁ。

~完~
2014.10.27 追記
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8月14日(木)、この日は今回の旅行中2回だけ設定してあった100km以上走る日の2回目です。
再度オホーツク海岸に出てしばらく南下し、内陸へ再突入しますので、またしても夕方にヒグマ頻発地帯に入ることになります。
ちょっと早めに出たいと思い、宿泊者の集合写真を撮った後すぐに「トシカの宿」を出発。8:30。

20140814_01宿出発
ちなみに出発地もヒグマ頻発地帯。

しかし、宿を出てすぐ、スマホに仕事関係の電話がかかってきました。
現在ワタクシは休暇中でペアで仕事してる同僚の方が稼働中、とかそういうことは先様にはあまり関係ありません。用件をうかがいます。
同僚に電話して内容を伝えたりとかして、再度走り出したのが9:00でしたので、なんだかんだで30分くらいかかってます。

20140814_02オホーツク海に出る
9:30、オホーツク海岸に出ました。国道238号線を南下。

20140814_03神威岬01
行く手に神威岬が見えてきました。

ここで、神威岬をめぐる海沿いの道と、岬をパスするショートカットのトンネルに分岐します。
早めに進みたいのはやまやまなれど、今回はトンネル運が悪くてさんざんなめにあっているし、せっかくの景色は見たいしで、海沿いの道を選択。

大正解でした。

20140814_04神威岬02 20140814_07神威岬05 20140814_08神威岬06
10:10、神威岬に到着。

20140814_05神威岬03
神威岬の灯台。

20140814_06神威岬04
神威岬通過。

20140814_09神威岬公園01 20140814_10神威岬公園02 20140814_12神威岬公園04
神威岬公園に着きました。

20140814_13神威岬公園05 20140814_11神威岬公園03
神威岬公園から見た神威岬。

神威岬公園で、前日の宿でご一緒したバイクの御夫婦と再会。写真を取り合ったりおしゃべりしたり、ちょっとの間ですが楽しく過ごしました。

その後しばらく走って、ウスタイベ千畳岩キャンプ場にもちらっと寄りましたが、奇岩を撮影できるところまで行くのは時間がかかりそうだったので引き返し、もっぱら近くの神社を撮りました。

20140814_17ウスタイベ千畳岩の近くの神社04 20140814_16ウスタイベ千畳岩の近くの神社03

20140814_14ウスタイベ千畳岩の近くの神社01 20140814_15ウスタイベ千畳岩の近くの神社02
柱の装飾が、やたらキュートです。

20140814_18鹿出没注意
12:13 、セイコーマートでトイレに入ってる隙に空模様が怪しくなってきました。

12:55、枝幸町 道の駅マリーンアイランド岡島 着。
ここで昼食は撮り忘れてますが、たぶんイクラ丼です。イクラ好きです。
うまいぐあいに空席があって座れたのですが、だんだん混雑してきまして、後から来たバイク旅行者と相席になりました。
向こうも相席して差し支えないような単独の自転車旅行者(ヘルメットで一目瞭然)の座ってる席を選んだようです。
こちらが南下・むこうが北上で、お互いこれまでの様子やこれからの予定について情報交換をまじえて話しつつ楽しい昼食になりました。

20140814_19道の駅マリンランド岡島
昼食を終えて建物を出ると、また晴れてきてました。
13:35 、道の駅マリーンアイランド岡島 発。

しばらくオホーツク海岸を南下していきます。
途中、年季が入った感じの観光客向けの店の看板に
「ここはオホーツク海ど真ん中」
というのがあり、
「いやいや、いいたいことはわかるけど、それなら『北海道のオホーツク海岸の中間地点』だろう。
『オホーツク海ど真ん中』だったら溺れるとるわ。」
と、誰も聞いていないツッコミを入れたりもしましたが、基本無口です。
以前はトシカの宿からすぐ内陸に向かっていったので、その後から雄武までの海岸線ははじめて通る道だというのに、
そして道沿いに良さげな岬も良さげな神社もいっぱいあるのに、昼過ぎあたりから心が弾みません。
そろそろ……ケツが痛いです。

17:00、雄武町の道の駅着・発。

やがて道が海沿いからやや離れ、暮れてゆく空とけっこうな起伏に鼓動を早めながら山道を進みます。
どうやらこのあたりは雨が降っていたらしく、路面が濡れて滑りやすくなっているのに、下りでスピードを落とす気にはなりません。
そろそろ……夜行性の某野生動物の活動が活発になってくるころあいです。

18:50、興部町の道の駅。
市街地でちょっとだけホッとしますが、ここから本格的に内陸に向かっていきます。
深呼吸したあと、ハンドルに着けてあった熊鈴を右手に持ち替えて盛大に鳴らしながら猛スピードで走り出しました。
最後の30分には、すっかり日も暮れてあたりは真っ暗、街灯もほとんどありません。
鬱蒼とした森の中の一本径、絶対近くにいて暗闇で鈴の音に聞き耳をたてているヤツを嫌でも想像してしまいます。
この間、ケツの痛みは忘れてました。すごいぞアドレナリン。

19:30、到着したファームイン冨田で盛大なお犬さまの吠え声で迎えられました。
ワタクシ、基本は面識のないリード無しの犬は苦手ですのでいつもならびびってるところですが、
そこに到着するまでヒグマに対する緊張でアドレナリンをたぎらせていたため、突然のお犬様の吠え声にも微塵も恐怖がわいてこず、「なんだ犬か」と、なんかひたすらガッカリしただけでした。
何に対してのガッカリだったのかは自分でもわかりません。
別にヒグマに遭遇することを期待してたわけではないというか、絶対遭遇したくないと強く思っていたのですが……。

※なお、このテの宿には看板犬はつきものですが、HP等に注意書きがあり、お犬様が苦手な方は苦手な旨を伝えておくと繋いでおいてくれるはずです。

ファームインですので、野菜や乳製品は自社生産品です。
夕食のラクレットが、なまらなまらなまらうまかったです。
溶かしたチーズ最強!
焼いたジャガイモ最強!
風呂上がりのビール最強!

海の幸も素晴らしかったですが、山の幸もやっぱり素晴らしいです。

~続く~
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